東京・羽田空港からエア・カナダの直行便で約11時間50分。カナダの首都・オタワを擁し、ナイアガラの滝など雄大な大自然にも恵まれたオンタリオ州。その州都・トロントは、カナダ最大の都市であると同時に、実は世界有数のアート都市でもあります。しかも、市内では130カ国・地域の言語が話されているのを象徴するように、世界じゅうの文化がこの街にぎゅっと凝縮しているのも特徴的。
そんな多彩なアート体験を楽しめる、トロントならではのスポットを、3回にわたって紹介しましょう。第3回目は街中に点在するユニークなアートスポットです。
文学好きもアート好きも、心ときめく!
トロントには、ミュージアム以外にも文化系女子にとってたまらないスポットがいっぱい。アカデミックな雰囲気のキャンパスを散策できるトロント大学、古いウィスキー工場をアートスポットにリニューアルしたディスティラリー歴史地区など、のんびりお散歩を楽しめます。
トロントは、図書館だってこんなにおしゃれ
これまでたくさんのノーベル賞受賞者を輩出してきた最高学府「トロント大学」。現在、3つのキャンパスにわかれ、そこにある図書館の数は44というから驚くばかり。なかでもセントジョージ・キャンパスの「トーマスフィッシャー・レアブック図書館」(外部サイト)は、こんなスタイリッシュな館内で、本好き、文学好きならずとも、絶対心がときめくはず。
しかも一般にも開放されているのも嬉しいところ。こんな素敵な空間で書物に触れる至福の時間……、これもトロントの魅力なのです(一般の方への蔵書の貸し出しは不可です)。
ディスティラリー歴史地区で、のんびりアート散歩
ダウンタウンの「ディスティラリー歴史地区」(外部サイト)は、さまざまなカルチャーイベントなども随時行われている人気スポット。もともとウィスキー蒸留所などがあった場所で、北米で唯一、19世紀ビクトリア時代の産業建築が保存されています。現在では、レンガ作りのレトロな建物群が複合施設として生まれ変わり、レストランやカフェなどのほか、ギャラリーやアートスペースもたくさん。古きよき時代の風情を感じながら、最新アートに触れることができます。
»街角でみつけた素敵デザインショップ(外部サイト「トロントでアーバンアートな冬休み」へ)
【Column】憧れのラグジュアリーブランドに泊まる至福
あの高級ホテルブランド「フォーシーズンズ」が、最初のホテルをオープンした街・トロント。1929年に開業した名門「ザ・フェアモント・ロイヤルヨーク」をはじめ、たくさんのラグジュアリーホテルがこの街を訪れるトラベラーたちを優雅にもてなしています。そして、冬の贅沢といえば、外の寒さをすっかり忘れさせてくれるホテル内スパでのトリートメント。心も体もぬくぬくになる、極上のひとときを堪能しましょう。
» 第1回 まずは北米最大級のミュージアムへ!
» 第2回 伝説セレブの靴、心躍るおとぎの城……乙女なミュージアム
「トロントへEscape 極上体験をプレゼント!」
エア・カナダ トロント往復航空券が当たります
トロント観光局では、冬のトロントをもっともっと好きになってほしいと、2015年2月10日まで、「ウィンターヴァカンスキャンペーン」を実施中。トロントの魅力を実際に体感できるようにと、エア・カナダの東京・羽田~トロントの往復航空券、オンタリオ州産ワインのプレゼントも用意しているのが嬉しいところ。特設ウェブサイトへアクセスしてみて! »プレゼントの詳細をみる(外部サイト)
2014.12.04(木)
構成・文=矢野詔次郎