最初に使った時のイメージは今すぐ捨てよ!!
2 新技術「サークル RF テクノロジー」が効果的に肌を温め、新陳代謝をアップ。ラジオ波、イオン導出入、冷却、EMSのケアがこの一台に。プラチナホワイトRF 28,381円/ヤーマン
3 じんわり温かいスチームとリズムタッチが目もと全体を優しくほぐし、疲れをリセット。目もとエステ(ビューティタイプ) オープン価格/パナソニック
4 スイスの優れた音波テクノロジーを搭載し、高速&微細な音波振動で、手洗顔では落としきれない汚れまですっきりオフ。ソニック システム ピュリファイング クレンジング ブラシ 11,500円/クリニーク
昔、“洗顔ブラシ”は肌を傷めると言われた。ブラシ毛がキメを傷つけ、皮脂を取りすぎるからと。だから“電動洗顔ブラシ”なんてもってのほかだったわけで、その頃の“危ないイメージ”を今も持ち続けている人。それ以前に“電動美容”ってものが信用できない、美容には人間の手がいちばん安全で優秀と言い張る人は少なくないのだ。
もちろんそれはひとつの真理。でもちょっと思い出してほしいのが、歯磨きのジャンル。“電動歯ブラシ”が出始めの頃は、重くてデカくて、何よりも口の中がしびれてしびれて、とても使える代物じゃなかったが、今やどうだろう。単三乾電池1個で、手磨きではとうてい敵わない有能アイテムへと進化していて、使わなきゃ大損する。電動洗顔ブラシも同じ。ブラシ毛の品質も含め、とんでもなく進化しているのだ。
たとえば、今年デビューして品切れを起こすほどの大ヒットとなった、“クリニークがつくった音波洗顔ブラシ”、もう使ってみただろうか?
たぶんこれを一度でも使うと、自分は今まで何をやっていたんだと、幼稚すぎる手洗顔を恨めしく思ったりするのだろう。そのくらい効率よく確実に、しかも優しく心地よく、信じられないくらいすみずみまでていねいに洗いあげてくれるから、一日目から肌が変わる。つるつるすべすべなめらかに、正直どんな化粧品でも敵わない肌変化。仕上がりに驚くはずだ。
考えてみれば、ケータイ電話をみんなが持つようになってまだ十数年。美容機器だって中身は劇的に進化していることに気づくべきなのだ。おそらく美容機器に関しては、みんな最初に使ってみた時の微妙なイメージを今も持ち続けているのだろう。
でもハッキリ言って、もう別ものなのだ。
2014.11.03(月)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫