Magnificent View #403
ムンバイのインド門(インド)
(C) Jeremy Woodhouse / Masterfile / amanaimages
インド西部最大の都市ムンバイ。ムンバイ港を望む高さ26メートルのインド門は、イギリス領時代の1911年、英国王ジョージ5世とメアリー王妃がこの街を訪れたことを記念して建立された。
その立派な外観は、門というよりも、城のよう。建築様式は、アーチはムスリム様式、装飾はヒンドゥー様式と、ヒンドゥーとムスリムのミックス。資材の玄武岩は地元で採掘されたものを使っている。
門が立つ場所はもともと、粗末な桟橋があるだけの静かな漁村だった。だが、後に大々的に改装され、イギリスの総督や多くの著名人が上陸するメジャーな場所に。つまり、船でムンバイに到着する外国人が最初に目にする建物といえば、この立派なインド門だったわけだ。
かつて植民地インドの象徴だった建物も、いまは旅行者で賑わう人気観光地に。「ムンバイのタージ・マハル」とも称され、国内外から多くの人が訪れている。
文=芹澤和美
