年末になると、自室やオフィスなど大掃除モードになりますよね。でも、意外と忘れがちなのが、毎日のように使っているビューティツールのお手入れ。実はお手入れをしないと、メイクの印象にも影響してしまうんです。そこで、毎日大量のツールを使いこなしているヘア&メイクアップアーティストの沼田真実さんに、お手入れの基本と具体的な方法をお聞きしました。前篇は、お手入れの基本とお掃除におすすめアイテムをご紹介します。

●お話を聞いたのは……

沼田真実さん
ヘア&メイクアップアーティスト

illumini.所属。ヘアサロン勤務後、ヘアメイクのアシスタントを経て独立。現在は広告や雑誌、WEBなどで幅広く活躍中。その人の良さを引き出すキュートなメイクに定評がある。タレントやモデルからの支持も厚い。
Instagram @mami_numata


メイクを美しく仕上げるためには、ツールのお手入れがマスト

 毎日のメイク時、たくさんのビューティツールを使っている私たち。顔ではメイクブラシ、パフ、スポンジ、そして髪ではヘアブラシやドライヤー、アイロンなど多数! でも実は、こまめに掃除をしているという人は多くないよう。

 「ツールを汚れたまま使用することにメリットはひとつもありません」と断言するのは、ヘア&メイクアップアーティストの沼田真実さん。「せっかくきれいなアイシャドウでメイクしようとしても、ブラシやチップが汚れていると色がきれいにのりません。ゆえに、思ったような仕上がりにならないのです」。

 清潔にしていないブラシには、皮脂が残り、雑菌が繁殖する可能性もあるから、肌荒れに繋がってしまう可能性もあるというから恐怖……! アイテムの100%の力を発揮させるためにも、ツールのお手入れは必須なのです。面倒だと思う気持ちを捨てて、早速今日から始めてみませんか?

沼田さん直伝・ビューティツールのお手入れの心得3か条

1 汚れているツールでは、美しいメイク&ヘアの仕上がりはありえないと肝に銘じて
2 「使ったらすぐにお手入れ」が基本。週末、まとめてスペシャルなお手入れを
3 ベースメイクやメイクアップに使うスポンジは、洗って再利用するより、使い捨ての新しいものを使おう

ツールを大切にしたい人にマストハブの専用クリーナー

【メイクブラシ】

 ブラシの毛質をいたわりながらお手入れできるクレンザー。ティッシュにクレンザーを浸し、ブラシでなでるようにお手入れを。クレンザーをカップに入れてブラシを動かし、水洗いすればさらにすっきり。乾きやすいのも嬉しい。

M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス)

電話番号 0570-003-770
https://www.maccosmetics.jp/

 

【スポンジ・パフ】

 落ちにくいベースメイクをすっきりオフするクリーナー。使用中や洗い上がり後にも気になるニオイがしないのも◎。泡切れが早く、手早くすすげるのもうれしいポイント。

資生堂

フリーダイヤル 0120-81-4710
https://www.shiseido.co.jp/

 肌にやさしい天然洗浄成分を含み、手肌に優しく使用できます。また、抗菌効果のあるユーカリを配合しているので、雑菌の繁殖も防ぎます。やさしくもみこむようにお手入れを。

アテニア

フリーダイヤル 0120-165-333
https://www.attenir.co.jp/

【ヘアブラシ】

 クシの幅が大きく、しっかりと丈夫な素材でできているので、へたることなく数回通すだけで驚くほど髪の毛が取れ、すっきり。適度に湾曲した先端がブラシにフィットし、簡単にお手入れできます。

ラ・カスタ(アルペンローゼ)

フリーダイヤル 0120-88-7572
https://shop.lacasta.jp/

 髪の毛やほこりが絡まりやすい、天然毛製ヘアブラシのお手入れに特におすすめのクリーナー。ブラシの根元にクリーナーを入れ、毛先に向かってとかすように使用します。密な構造なので、短い毛もすっきり。

マペペ(シャンティ)

フリーダイヤル 0120-56-1114
http://www.chantilly.co.jp/

 後篇は、具体的にお手入れのHow Toをツール別にご紹介します。

次の記事に続く 年末に見直したい! ブラシ・パフ・ドライヤー…ビューテ...