[特別連載] 2014年 最旬ハワイグルメ vol.08
 本連載を執筆する、ハワイ在住のお洒落コーディネーター工藤まやさんに「この夏行くべきレストランベスト10」を選んでもらいました。今回紹介するのは、口コミでうわさになっている、2014年1月にオープンした「アロハキッチン」。ふわっふわのスフレパンケーキと、イケメンスタッフというダブルの“胸キュン”が待っている!?

ゆったりブランチを楽しめる隠れ家ムードのお店

 ふわふわモチモチ食感のスフレパンケーキが人気の「アロハキッチン」。ワイキキのはずれ、アラモアナ寄りのEna Road(エナロード)に2014年1月にオープンしました。雰囲気が下町のビストロ風でとてもかわいい。この辺はわざわざ歩かないとたどり着けない場所なので、隠れ家風というのも私好み。

エナロードに面したお店。ワイキキ中心部からだと徒歩15分、アラモアナエリアからだと徒歩10分の距離。

 このあたりには住居型のコンドミニアムやヒルトングランドバケーションズなどのタイムシェアがあるので、地元の人やアメリカ本土からの長期滞在者が目ざとく見つけて愛用しているようで、客層がとっても落ち着いています。ザワザワしておらず、ゆったりとブランチを楽しめる。そんな場所がひとつ増えて、地元の友達の間では口コミ人気が急速に広がっています。

朝、昼、晩と営業しているので、短い滞在でも利用しやすいのが嬉しい。

 スフレパンケーキって誰が考案したのか!? 考えだした人は天才ですね! スフレパンケーキと聞くだけで、手間と時間をかけて作ってくれてるんだなーと贅沢な気分になれるし、繊細で甘ささえもはかなげで、女子心をくすぐってくれる。これをイケメンシェフが作ってくれ、イケメンウェイターがサーブしてくれるなんて……妄想!? じゃあ、ありません。「アロハキッチン」はなぜかイケメン揃いで、そんなスイートな気持ちもたっぷり感じられる、女子心がくすぐられるレストランなのです。

ぱんぱんに膨れ上がってオーブンからでてくるスフレパンケーキ。熱々でどうぞ!

 ここのスフレパンケーキはたっぷりのメレンゲを米粉などが入った生地にまぜて、低温でじっくりと焼き上げる本格派。その厚さ3センチほどの焼き上がり!! どこよりも大きくてロコが好きになっちゃうわけだ。私はフルーツたっぷりよりも、シロップだけで食べるほうが好きで、ここのはとくに、パンケーキ自体には砂糖は入っておらず、ホイップクリームとシロップの量を自分で調節しながら甘さを加減できるので、スフレ本来のふわふわ感が存分に味わえます。

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2014.07.18(金)
文・撮影=工藤まや