看板は魯肉飯、でも鶏肉飯も侮れない!

◆鬍鬚張魯肉飯 東門店

 看板に魯肉飯とあるお店でも、実は鶏肉飯も扱っているところは少なくありません。「鬍鬚張魯肉飯」でも鶏肉飯を提供しており、魯肉飯と鶏肉飯の食べ比べが楽しめます。

 その際は、先に鶏肉飯を食べるのがおすすめ。味の濃い魯肉飯を先に食べると、そのあとの鶏肉飯が薄く感じてしまいます。まずは鶏肉飯のあっさりとした味わいを楽しんでから濃厚な魯肉飯を食べるのが、どちらもおいしく味わうためのポイントです。

 本来はテーブル上にあるQRコードを読み取り、注文完了後にレジで精算(食事前に支払い)という流れですが、外国人にとってはなかなかハードルが高め。そんな観光客の方向けに、写真付きメニューも用意されています。

 今回注文したのは、魯肉飯と鶏肉飯(各39元)。一般的にはスープも一緒に注文するのが台湾流ですが、スープの量が結構多いので、スープを付ける場合、ご飯ものはどちらか1つのほうがいいかもしれません。どちらも、しっかり混ぜてご飯に味をしみ込ませてからお召し上がりください。

 お店によって席数の差はありますが、こちらは午後の休憩時間がなく、いつでも食べられるのがうれしいところです。

 最後におまけ情報を。外看板がオレンジ色の店舗もあり、黄色い看板の店舗とは販売メニューが少し異なります。先述した“さらに小さいサイズのご飯”は、この店舗では販売していないようです。

鬍鬚張魯肉飯 東門店

所在地 台北市大安區金山南路二段18號
電話番号 02-2321-7959
営業時間 10:30〜21:30
アクセス MRT東門駅出口3より徒歩約2分

2025.10.01(水)
文・撮影=矢作晃之