この記事の連載
The GIFT with full of HOPE #1-...
The GIFT with full of HOPE #1-...
The GIFT with full of HOPE #2-...
The GIFT with full of HOPE #2-...
“芯”を表現する言葉は、未来へつながるアドバンテージ

──塩野さんから紡ぎ出される言葉がとても美しく、心に響きます。
感情や意図を言葉にのせて伝えられることが自分の強みになっていると感じています。見た目や若さがハードルになり、本来の自分を理解してもらえなかったときに、言葉で訴えることで理解を得たことも。
そんなふうに言葉を羅列することはロジカルともいえるけど、理屈っぽくもある。長所でもあり、短所でもあるんです。言葉に落とし込むまでに考え抜くタイプだから寝られなくなることも多々あり、自分事ながら大変だな、と(苦笑)。でも、そのすべてを含めて自分なのだと肯定してうまく付き合っています。
──美しくも力のある言葉が、誰かにとってギフトになっていることもあるのでは?
そうであったら嬉しく思います。大切な人には、感謝の気持ちや「おめでとう」を言葉にして伝えることを大切だと考えていますが、そこに添えるギフト選びにもこだわりすぎるタイプ。
買い物に4、5時間かけることもあります。何を贈るかスマートに決められたらいいけど、それが難しい。「好みだろうか」「使ってくれるかな」「もっと意外性が必要か……」と考えを巡らしすぎてしまいます。だから、人から贈りものをいただいたときには、大きな想いが込められているような気がして、とても心が温かくなります。
未来の笑顔につながる心と体を慈しむギフトを
──相手を想って贈るギフトは、その人の未来へつながりますから熱が入りますね。
贈りものをするときは、相手の笑顔を引き出したいと常々思っています。母にもよくギフトを贈りますが、肩コリがひどいので、EMS(電気刺激で筋肉を動かす)マシンや、専門サロンで使えるマッサージチケットを贈ったことがあります。
今度、男友達に贈ってみたいのがKANEBOの化粧水、「カネボウ スキン ハーモナイザー」(180ミリリットル 5,500円)。乾燥や肌あれなど複雑な肌悩みにつながる“悪玉化する皮脂※”をトラップするという賢さに惹かれています。男性は皮脂が多いことが肌の悩みにつながるケースが少なくないから、喜んでもらえるのではないかな、と勝手に思っています。
※ 皮脂量だけでなく、皮脂の質の違い(皮脂成分中の、オレイン酸や8Z-オクタデセン酸などの不飽和脂肪酸の比率が高くなること)が、バリア機能を低下させ、乾燥や肌あれを引き起こすといった悪影響を及ぼすこと。

──今回の撮影を通して、人にも自分にも贈りたいと思うものとの出合いがあったそうですね。
メイクのときに塗ってもらったファンデーション(カネボウ ライブリースキン ウェアⅡ)です。これは、驚きに近いような感覚がありました。仕事のたびにファンデーションを塗ってもらいますが、隠したい部分はカバーするのに、こんなにも軽く、素肌のように見えるものは初めてでした。
マイナス要素を取り除く「引き算美容」を大切にしている自分にとってしっくりくるアイテムだったので、身近に置いておきたいと思いました。
「肌が整うとポジティブな感情から自信が生まれ、未来を大きく動かすような力になる。そんな力を与えてくれるコスメをギフトに選びたい」
塩野 瑛久(しおの あきひさ)
1995年、東京都生まれ。2012年芸能界デビュー。2013年スーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』に出演。2024年にはオーディションを経て自身初のNHK大河ドラマ『光る君へ』に一条天皇役で出演して注目を集め、その後も『無能の鷹』(24)や『魔物(마물)』(25)など数々の話題作に出演。草彅剛主演10月スタートのカンテレ・フジテレビ系 月10新ドラマ『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』に矢作海斗役での出演が決定している。

この秋、「素肌に化ける」ファンデーションが進化。素肌感はそのままに消したいところを目立たなくする“消えるカバー力”に着目。塗膜表面だけでなく、塗膜の内部にも広がる光を拡散させることで肌が持つ色やリアルな質感と高いカバー効果の両立を可能に。光拡散性がアップしたカラーオイルと、ひと塗りで厚膜を形成する新透明ジェルを組み合わせることで、今まで以上に生命力が溢れる印象へ。
カネボウインターナショナルDiv.

2025.08.19(火)
文=金子優子
撮影=嶌原佑矢
構成=渋谷香菜子
ヘア&メイク=時田ユースケ
スタイリング=井田正明