アメリカ魂から誕生したオリジナルカクテルも

 「ビーツとピンクグレープフルーツのサラダ」はスターターに。「シュリンプガンボ ブラックビーンズライス」といった炭水化物メニューもあるので、お腹の具合と気分次第でラフに楽しめるのが嬉しいところ。

 フライドチキンに合わせるならクラフトビールもありですが、せっかくなのでオリジナルカクテルを注文。カーというショウガ科の香辛料とこぶみかんを漬け込んだウォッカがベースのカフィアライムサワーやドクターペッパーの味がアメリカンなジャックカイなどとともに楽しめば、ひと味違ったフライドチキン体験がやみつきに。

 ほろ酔い加減になったところで、店主が見せてくれた“隠しプレイルーム”にも気分が爆アガり! 音楽好きの方はフライドチキンを齧りながら、ぜひお願いしてみてください。想像以上の“鶏ップ”空間に何度も足を運びたくなること間違いなし。

 それにしても、日本のクリスマス時期にもレコード付きのフライドチキンを販売して欲しいな。お願い、サンタさん!

NEAR MINT TOKYO(ニア ミント トーキョー)

所在地 東京都世田谷区宮坂3-19-1
電話番号 03-6413-1474
営業時間 12:00~14:30(木~日曜)、17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 月曜
Instagram:@near_mint_tokyo

小寺慶子(こでら・けいこ)

フードライター、「フライドチキン齧り隊」隊長。雑誌の編集を経てフリーのライターに。得意ジャンルは肉全般。肉食系ライターとして様々な雑誌やWEB媒体で執筆するほか、テレビ等でも活躍。趣味はひとり焼肉とリアルミートリップ。

Column

フライドチキン齧り隊

フライドチキンとかけまして、クリスマスと解きます。その心は、どちらもアゲアゲでしょう! 町を彩るイルミネーションや、たいせつなひとへのギフト選びに心をときめかせながら「そろそろフライドチキンが恋しい季節」とひそかに肉肉もとい、わくわくしているご同胞のための短期連載、その名も「フライドチキン齧り隊」。肉を糧に生きる肉食系ライターの小寺慶子が、東京の寒い冬をアゲアゲ気分で過ごすことができる、フライドチキンが自慢のレストランをご紹介します!