アイシャドウのよくある失敗例と回避策
Q:初心者がやりがちな、アイシャドウの失敗例と回避策を教えてください
「個人的には『アイメイクに正解はない』と思っているのですが(笑)、惜しいなと思う例と回避策を教えます」」(山添さん)
【失敗例1】グラデーションを重視するあまり、形がいびつになっている。
【回避策】グラデーションがきれいでも、重ねる形がゆがんでいると美しく見えません。最後に、ブラシをアイシャドウの形に添って動かし、整えましょう。
【失敗例2】目頭や目尻にパウダーアイシャドウの粉が散っている。
【回避策】アイシャドウを塗布するときに、ほうきで掃くようにブラシを動かすと粉が飛んで散ってしまうので、ブラシはやさしく丁寧に動かしましょう。
【失敗例3】アイシャドウを塗る範囲が目尻で終わっている。
【回避策】目尻までで終わると目が小さく見えてしまいます。上はアイホール(眼球の周りの骨が凹んでいるところ)いっぱいまで、サイドは目尻より少しはみ出すくらいに色をのせましょう。
おすすめのアイシャドウブラシ
アイシャドウ ブラシ R
アイシャドウ ブラシ F ラージ
トップ写真のメイクに使用したアイテム(すべてSUQQU)
・リクイド ラスター アイズ 06 4,070円
・シグニチャー カラー アイズ 02 7,700円
・ブラーリング カラー ブラッシュ 03 6,600円
・モイスチャー グレイズ リップスティック 01 5,830円(レフィル・専用ケース セット価格)
●教えてくれたのは……
山添 将さん(写真左)
SUQQUメイクアップアーティスト。20年を超える活動から得た幅広い経験を活かし、お客様に合わせたバリエーションに富んだメイクアップを提案。お客様の良いところを見つけて引き出し、自分自身をより好きになってもらうのが信条。ファッションに合わせた「大人かわいいメイク」が得意。
Instagram @suqqucircle
大森幸枝さん
ヘア担当。f-me(ホーム)所属。ヘアサロンに勤務後、メイクアップアーティストのKUBOKI氏に師事、その後独立。モデルから放たれる雰囲気を汲み取ってのヘアスタイリングを心がけている。
Instagram @sachie_ohmori
磯村実穂さん(写真右)
CREAアンバサダー。
https://crea.bunshun.jp/list/crea-ambassador/members
【取材協力】
SUQQU
フリーダイヤル 0120-988-761
https://www.suqqu.com
増本紀子(ますもと のりこ)
美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。
2024年BEST記事「ビューティ&ファッション部門」
1位:夏だけど「帽子」が似合わない…美容師が教える、絶対に失敗しない“帽子えらび” “かぶり方”とは
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52286
2位:その塗り方、目が小さく見えます! SUQQUメイクアップアーティストがアイシャドウの失敗例と回避策を解説
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52285
3位:《月経と女性の恐るべきヒストリー》平安時代は血を麻布で拭き「月経小屋」に隔離…「月経=穢れ」の歴史
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52284
4位:“お母さんのもの”だったフェイラー。20代にも愛され、再ヒットしている理由は「健全な危機感」にあった
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52283
5位:現役美容師が告白! ぶっちゃけ「いちばん長持ちする髪形」「ラクな髪形」は?【レディース篇】
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52282
6位:「これなんや?」「おばあちゃんにもついているもんや」93歳“ばあば”と作った外陰部パペット【ばあばるば】誕生の舞台裏
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52281
2025.01.06(月)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史