大人が楽しい韓国雑貨
◆「自問自答」する文化が生んだ、手書き欲求をかきたてるノート
「本屋や雑貨屋の一角に手紙やメッセージを書く机があったりして、手書きで記す文化が日本よりもまだしっかりあるなぁという印象でした。面白いと思ったのが、日付のある日記帳ではなくて、“感謝ノート”とか“自問自答日記”とか、テーマごとに何か記すノートがたくさんあったこと。
独立系の文具ブランドもたくさんあって、〈when I was young〉の「EPISODE」ノートもそのひとつ。喜怒哀楽、何か忘れたくないことがあったときに書くというコンセプトです。カラフルだけどシンプルな見た目だけでなく、ブランド名にも惹かれて。拙い韓国語でデザイナーさんに直接メールを送って、今回のイベントで取り扱わせてもらえることになりました!」
◆日常に取り入れたくなる韓国トラディショナル
「ソウル屈指の高級エリア、清潭洞(チョンダムドン)に店舗がある〈hohodang〉は、韓国伝統のポジャギ=「包む」生地をオリジナルで作っているブランド。
名だたるハイブランドや美容ブランドなどのポジャギも製作している傍ら、オリジナルの小物やギフトアイテムが揃っていて、これがまた上品で素敵なんです。韓国伝統のセットン柄もモダンな色合いだったり、小物もちょっと遊び心もあったり。美しいポジャギのラッピングにも感動して、最初にお店を訪れた時にアレコレ爆買いしてしまったほどです」
◆専門市場で宝探し。「韓ドラで見たアレ」にもついに出合えた
「ソウルに着いたら真っ先に足が向いてしまうのが、トレンドの聖水でもおしゃれな漢南洞でもなく、南大門市場! ここで食器や調理道具、雑貨を掘り出すのが楽しみなんです。
このステンレス製タッパーは韓ドラで見て以来ずっと探していたもの。仕切りのついた容器に蓋もセットになったものがなかなか見つからない中、今回のイベントに参加してくださるショップで見つけて、これだー! と小躍りしました。こういうものを掘り出すのが楽しくて、キンパ専用ケースも市場で調達。時間があるときはホームセンターにも行きます」
2024.12.09(月)
文=ライフスタイル出版部