暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。
紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。
「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
» #01 修善寺温泉街の恋の橋
» #02 夢のつり橋
» #03 畑薙大吊橋
» #04 修善寺虹の郷 もみじライトアップ
» #05 河津七滝
» #06 稲取細野高原のすすき
» #07 大井川流域「南アルプスへの道・お茶の道」
» #08 龍潭寺庭園
» #09 医王山 油山寺の紅葉
» #10 竹之下の棚田
◆修善寺温泉街の恋の橋
伊豆最古の温泉場として知られる「修善寺温泉街」。情緒ある街並みと、近年増えているおしゃれなカフェなどが融合する、今注目を集めているエリアだ。
秋になると、温泉街を流れる桂川沿いで鮮やかなモミジが眺められ、特にモミジが密集する「楓橋」周辺がフォトスポットとして人気。
桂川に架かる全部で5つの橋には、それぞれ恋にまつわるご利益があるとされ、これらの橋を渡るときに願いをかけると成就するといわれている。修善寺は源頼家と夜叉王の娘・かつらの愛を描いた戯曲『修善寺物語』の舞台になった場所である。
5つの橋の別名は、渡月橋(みそめ橋)、虎渓橋(あこがれ橋)、桂橋(結ばれ橋)、楓橋(寄り添い橋)、滝下橋(安らぎ橋)とロマンチックだ。
修善寺温泉街の恋の橋(しゅぜんじおんせんがいのこいのはし)
所在地 静岡県伊豆市修善寺
https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=4039
◆夢のつり橋
「夢のつり橋」は、南アルプスの麓に位置する「寸又峡」に架けられた、全長90メートル、高さ8メートルの吊り橋。寸又川の清流が注ぎ込む「大間ダム湖」の上流部にあり、眼下には神秘的な青色に輝く湖が広がっている。
光の具合で、エメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く大間ダム湖の水面が美しい。紅葉シーズンになると、峡谷の原生林が赤や黄色、オレンジなどに色づき、水面にも美しく映し出される。
また、橋から「寸又峡温泉街」までの徒歩約30分の遊歩道沿いでも、紅葉に染まる峡谷のすばらしい景色を眺められる。
混雑するGWや紅葉シーズンは、尾崎坂展望台方面への一方通行になるため、時間にゆとりをもって訪れたい。
夢のつり橋(ゆめのつりばし)
所在地 静岡県榛原郡川根本町千頭
https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com/
2024.10.05(土)
文=CREA編集部