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 トルコのエーゲ海に面するイズミルは国内第3の都市。エーゲ海地方観光の拠点となる街です。トルコ国内ではもちろん、欧州のリゾート地として古くから愛されてきたエーゲ海エリアは、食べ物やワインも、遺跡などの観光地もまだ知らなかった魅力でいっぱい。満足度の高いリゾートがリーズナブルに体験できるとあって、訪れるならいまなのです!


ブルーモスク、アヤ・ソフィア、トプカプ宮殿。ちょっと駆け足でイスタンブルの名所をご紹介!

 多くの旅行者の玄関口となるイスタンブルの旧市街は1985年に「イスタンブル歴史地区」として世界文化遺産に登録された、特に見どころがたくさんのエリア。スルタン・アフメト地区とも呼ばれています。

 世界一美しいモスクと称されるブルーモスクやビザンチン建築の最高傑作と言われるアヤ・ソフィア大聖堂、オスマン帝国時代の繁栄の象徴である、トプカプ宮殿などが主要なスポット。

 4世紀にはじまる東ローマ帝国、15世紀からはオスマン帝国の帝都として栄えたこの地の建造物は、たとえばアヤ・ソフィアはキリスト教の教会からイスラム教のモスクへと役割を変えてきていますが(博物館の時代を経て、現在はモスク)、建築様式や内部装飾の素晴らしさから、今も変わらず世界中の観光客を惹きつけています。

 長い歴史に彩られた、貴重でフォトジェニックなスルタン・アフメット地区。エーゲ海エリアのトルコを体験する前後に訪れてはいかが。

アヤ・ソフィア歴史体験博物館(デジタルミュージアム)

https://www.demmuseums.com/museums/hagia-sophia-museum/

2024.09.14(土)
文=CREA編集部
写真=橋本 篤