買わずには帰れない! ハワイメーカーのクッキー
ハワイには、かわいくておいしいクッキーショップがたくさんあります。味はもちろん、形やパッケージにこだわったものなど種類もさまざま。
必ず押さえておきたいのは、「ハワイといえば!」の有名三大クッキーメーカー。定番アイテムはもちろんですが、工夫あふれる新作も発表されていて、ヒット商品を生み続けているのはさすが! 見逃さないように、渡航前には要チェックです。
◆ビッグ・アイランド・キャンディーズ「マカダミアナッツ・ショートブレッド・ディップド・コンボ」「ハルミズ・ハワイアン・ソルト・クッキーズ」「ハルミズ・コナ・コーヒー・クッキーズ」
ハワイ島のヒロに工場を持つ「ビッグ・アイランド・キャンディーズ」の商品は、一つひとつが手作り。サクッとした生地とバランスのよいチョコレートのクッキーには、ファンも多いですよね! 私も、アラモアナセンター内のフラッグシップショップは欠かさず訪れていて、間違いなく皆勤賞です。
初めてなら、「マカダミアナッツ・ショートブレッド・ディップド・コンボ」(28.50ドル)を。定番のチョコがけショートブレッド3種類が楽しめます。
日本の料理家・栗原はるみさんとのコラボクッキーは、第1弾の「ハルミズ・ハワイアン・ソルト・クッキーズ」(24.50ドル)と、新作の「ハルミズ・コナ・コーヒー・クッキーズ」(24.50ドル)の2種類。これがサクホロでおいしい! 売り切れてしまうこともある人気商品なので、真っ先に購入がお約束です。
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
◆ホノルル・クッキー・カンパニー「グァバ」「レモン」「ウベ」「ミニバイツ」
パイナップル形がかわいいクッキーのお店「ホノルル・クッキー・カンパニー」。私はオープン当初からある「グァバ」フレーバーのショートブレッドが大好き! なつかしい気持ちになる定番クッキーです。
ほかにも注目したいのが、シーズナルの限定品。年によって多少変更はありますが、春夏はレモン、秋にはアップルやシナモン、冬にはジンジャーなど、季節感のあるフレーバーが満載。「何が出てるかな?」とのぞきに行くのが楽しくて仕方がありません。
毎年、春夏に発売される爽やかフレーバーの季節限定の「レモン」は、ホワイトチョコとのバランスもよくてお気に入り。バラ売りのものを自分で選んでボックスに詰めることもできるので、定番フレーバーと組み合わせてチョイスしています。
限定の新作フレーバーは、今季は「ウベ」。パッケージもかわいい「ウべパイナップルティン」(13.95ドル)ハワイらしくてお土産にもぴったりです。
自分用によく買う袋入りタイプの「ミニバイツ」スナックパック(7.95ドル)は、小さなパイナップルがかわいい。一口で食べられる、ちょうどいいサイズ感です。
ホノルル・クッキー・カンパニー
◆ザ・クッキー・コーナー「ハワイアン・フルーツ・バーズ」
真っ赤なハイビスカスのパッケージがハワイらしい、根強いファンも多い「ザ・クッキー・コーナー」。1枚から買える焼き立てクッキーや、缶入りのアソートクッキーも捨て難いのですが、昔からお目当てにしているのはなつかしいあの味です。
「ハワイアン・フルーツ・バーズ」(9枚入り 14.50ドル)は、リリコイ(パッションフルーツ)・レモン・キーライムの3種類のジャムが入ったソフトクッキー。アメリカンな甘さで、食べ応えもしっかり。大人になった今ではちょっぴり重たく感じますが、なつかしくて笑みがこぼれる味です。
ザ・クッキー・コーナー
◆ウル・アンド・カロ・ベーカリー「アルティメット・チョコレート・チップ・クッキー」
ほかにもこっそりお伝えしたいのが、個人的に大のお気に入りの「ヴィーガンクッキー」。ハワイのお菓子といえば、昔は「甘くて大味」なイメージがありましたが、今やヴィーガンカフェもたくさんあり、ヘルシースイーツも楽しめるように。なかでも、「本当にヴィーガン?」と驚かれるベイカーがあるんですよ。それが「ウル・アンド・カロ・ベーカリー」。
ダウンタウンの「ポアイ・バイ・ポノ・ポーションズ」というカフェの厨房で作られるクッキーやペイストリーはすべて手作り。こちらのカフェや、ヘルシーカフェの「ナル・ヘルス・バー」、カカアコ・ファーマーズ・マーケットなどで購入できます。
「なんだかんだで、普通のチョコチップクッキーが一番好き」という人は多いのではないでしょうか。ウル・アンド・カロ・ベーカリーの「アルティメット・チョコレート・チップ・クッキー」(8ドル)は、そんなクッキーラバーも大満足な味! お土産として渡す際、「実はヴィーガンなんだよ!」と伝えては、友人の驚く顔を見て楽しんでいます。
ウル・アンド・カロ・ベーカリー
2024.08.21(水)
文・撮影=小笠原リサ