名曲の宝庫、ピアノ曲を特集

シリーズ初回である4月18日に出演するのは、日本を代表するピアニストの仲道郁代。(c)Kiyotaka Saito

 シリーズ初年度は、4回にわたり名曲の宝庫と言えるピアノ曲を特集。キャストには日本を代表する個性豊かな4人の女性ピアニストを迎え、ショパン、ラフマニノフ、モーツァルト、ドビュッシーなど人気作曲家の代表曲からさらに厳選されたプログラムを楽しむことができる。また、「夜クラシック」テーマ曲として今年度は有名なドビュッシーの「月の光」を毎回演奏。4人のピアニストがそれぞれの解釈と音楽性で奏でる、様々な「月の光」を聴き比べるのも一興だ。

シリーズ第2回の5月8日は、国際的に活躍する三舩優子がロシアの作曲者による名曲を演奏。(c)武藤章

 現在予定されている「夜クラシック」シリーズは全4回。

 4月18日(金)に開催されるシリーズ初回は、人気、実力ともに日本を代表するピアニストである仲道郁代が出演。「ショパン その人生と悲しみの旋律をひもといて」と題し、“オール ショパン プログラム”を演奏する。「幻想即興曲」や「別れの曲」、「英雄」など、多くの人に愛されてきた名曲の数々を、温かい音色と叙情性、卓越した音楽性でしっとりと聴かせてくれるだろう。

 5月8日(木)に開催されるシリーズ第2回は、国際的に活躍するピアニスト、三舩優子が「ロシアより愛をこめて」をテーマにラフマニノフやチャイコフスキーを彩り豊かに奏でる。

 第3回は2015年1月23日(金)にピアニスト菊池洋子、第4回は2015年3月13日(金)にピアニスト小川典子、で開催予定。

 いずれも、演奏の合間にピアニスト自らが作曲家や曲への思いを語りながら進行するというから、名曲や演奏者をより身近に感じることができそうだ。

 美しい音楽と共に、豪華キャストと過ごす癒しのひと時を楽しみたい。

【「夜クラシック」公演情報】

Vol.1 2014年4月18日(金) 20:00開演 
会場 文京シビックホール 大ホール
出演 仲道郁代
内容 <ショパン その人生と悲しみの旋律をひもといて> 
≪オール ショパン プログラム≫
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op. 64-2
マズルカ第13番 イ短調 Op. 17-4
ノクターン第2番 変ホ長調 Op. 9-2
バラード第3番 変イ長調 Op. 47
12の練習曲 Op.10より 第12番 ハ短調「革命」
12の練習曲 Op.10より 第3番 ホ長調「別れの曲」
ポロネーズ第6番 Op. 53  変イ長調「英雄」    
料金 S席 2,500円(税込) A席 1,800円(税込)

Vol.2 2014年5月8日(木) 20:00開演
会場 文京シビックホール 大ホール 
出演 三舩優子
内容 <ロシアより愛をこめて>
ラフマニノフ:リラの花
ラフマニノフ(コチシュ編曲):ヴォカリーズ
クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の悲しみ
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 Op.5
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より“花のワルツ”
プロコフィエフ:「3つのオレンジの恋」より“行進曲”
プロコフィエフ:「シンデレラ」より“シンデレラと王子のワルツ”
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」より
“モンタギュー家とキャピュレット家”
スクリャービン:2つの左手のための小品 Op.9
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より“だったん人の踊り”
料金 S席 2,500円(税込) A席 1,800円(税込)

※曲目は変更になる場合があります。
※Vol.3、Vol.4は今秋チケット発売予定。

文京シビックホール
所在地 東京都文京区春日1-16-21
電話番号 03-5803-1103(ホール事業係 平日9:00~17:00)
URL http://bunkyocivichall.jp/

チケットに関するお問合せ
シビックチケット 電話番号 03-5803-1111(10:00~19:00、土日祝日も営業)

2014.03.24(月)