この記事の連載
- 宮﨑あおいインタビュー#1
- 宮﨑あおいインタビュー #2
子どもにとって「誰かが自分のために本を読んでくれる」時間
――ご兄弟がAudibleをご利用されていたのですね。
はい。兄弟は、寝る前によく聞いていると言っていました。考えてみたら、目をつむっていても、物語が頭の中に入ってくるというのは、とても画期的なシステムですよね。世の中にはこんなに便利なものがあるのに、自分がアナログすぎて知らないことがたくさんあるなと、感動しました。
私は本を読むのもすごく好きなのですが、ここ数年は座ってゆっくり本を読むこともできない時間を過ごしてきたので、このAudibleがあれば、これからも読書できるんだなと、世界が広がった感じがして嬉しかったです。
――すき間時間に読書ができる以外に、「耳で聴く」読書のよさは何だと思われますか?
子どもにとっては、「誰かが自分のために本を読んでくれる」という時間となり、その子の人生をより豊かにしてくれると思います。また、大人の場合は、耳で聴くことでより言葉の意味が深く入り、想像が膨らむような気がします。
学生の時によく「音読はいい」と言われていましたが、あの時は文字を声に出して読むことがこんなに楽しいとは気づきませんでした。
――Audibleは聴き放題作品が20万作品あるので、移動時間や家事の合間時間がより有意義に過ごせるようになったという方も多いようです。
そんなにたくさんあるんですか! 確かに、ご飯を作っている時や移動時間を読書時間にできたら最高ですよね。
小説以外にも、いろんなジャンルの作品があるんですか? たとえばお勉強系のコンテンツとか……。
2024.09.06(金)
文=相澤洋美
写真=三宅史郎
スタイリスト=藤井牧子
ヘアメイク=中野明海(nakano akemi)