中華は好きだけど、油が気になる。家族が辛い料理は苦手なので家では作れない。そんな人におすすめしたいのが人気料理家・今井亮さんが提案する、ストウブを使った中華料理。
ストウブを使えば、食材の旨みをしっかり閉じ込めることができるだけでなく、たっぷりの油や強い火力、鍋振りも不要。どれも3ステップ以内の工程でさっと作ることができるのに、中華料理店とは一線を画した、お家でしか味わえない中華。手の込んだメニューにみえて、何より“味わい深いのに辛くなくてやさしい”。そんなレシピをご紹介します。
◆ウーロン茶風味の煮豚
■材料(2人分)
・豚肩ロースかたまり肉(ネットつき):500g
・長ねぎの青い部分:1本分
・ウーロン茶のパック:1パック(3g)
・にんにく(薄切り):1かけ
・しょうが(薄切り):1かけ
<A> 調味液(混ぜ合わせる)
・水:3カップ
・しょうゆ:大さじ3
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ2
■作り方
(1)鍋にたっぷりの水(分量外)と長ねぎを入れて中火にかけ、沸騰したら豚肉を加えて弱火で20分下ゆでして取り出す。
(2)鍋をきれいに洗ってウーロン茶のパック、にんにく、しょうが、A、(1)の豚肉を入れて中火にかける。沸騰したらアクを取り除いてウーロン茶のパックを取り出す。蓋をして弱火で45分、豚肉の上下を返して、さらに30分煮る。
(3)蓋を取って中火にし、煮汁が少なくなるまで絡めながら煮詰める。ネットをはずして食べやすい大きさに切り、器に盛って煮汁をかける。
2024.04.07(日)
文=CREA編集部