東京・文京区にある小さな韓国食堂「ビストロジョンジ」。オーナーシェフのキム・スジンさんが赤くない、ただ辛いだけじゃない、現在(いま)の韓国で注目されている「オーガニックコリアン」の料理レシピを紹介します。
文京区の小さな韓国食堂「ビストロジョンジ」
![「ビストロジョンジ」のキム・スジンさん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/9/1280wm/img_595fb050244a6316c3814dfa22a7e716135724.jpg)
キム・スジンさんの店「ビストロジョンジ」は、東京メトロ南北線東大前駅から歩いてすぐ。カウンターとテーブルが2つだけの小さな韓国料理食堂です。丁寧に取っただしや手作りの発酵調味料で、有機栽培の野菜や旬の素材を調理しています。
こぢんまりしたアットホームな雰囲気も相まって、日々の疲れを優しい味わいが癒してくれる、韓国料理食堂「ビストロジョンジ」。今回はそのオーナーシェフであるスジンさんに、簡単に作れる韓国の常備菜のレシピを教わります。
![「ビストロジョンジ」の内観。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/4/1280wm/img_6435b7f71869afe9b3a9f04fc83cf997142569.jpg)
毎日食べても飽きない「春菊と豆腐のナムル」
![ご飯とも相性抜群。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/1280wm/img_b69d576ab5dde4d44c6c71a09152460c89682.jpg)
和食の献立に加えやすいナムルは、韓国料理の定番おかずメニュー。ナムルとは野菜や山菜、キノコなどを調味料とごま油であえたもののこと。豆腐を加えれば、栄養価もアップします。
「春菊と豆腐のナムルは、毎日食べても飽きません。そのコツは隠し味の魚醤と煮干しパウダー。できるだけ添加物の少ないものを探してみてください」
2024.04.03(水)
文=大滝美恵子
写真=志水 隆