東京・文京区にある小さな韓国食堂「ビストロジョンジ」。オーナーシェフのキム・スジンさんが赤くない、ただ辛いだけじゃない、現在(いま)の韓国で注目されている「オーガニックコリアン」の料理レシピを紹介します。
文京区の小さな韓国食堂「ビストロジョンジ」
キム・スジンさんの店「ビストロジョンジ」は、東京メトロ南北線東大前駅から歩いてすぐ。カウンターとテーブルが2つだけの小さな韓国料理食堂です。丁寧に取っただしや手作りの発酵調味料で、有機栽培の野菜や旬の素材を調理しています。
こぢんまりしたアットホームな雰囲気も相まって、日々の疲れを優しい味わいが癒してくれる、韓国料理食堂「ビストロジョンジ」。今回はそのオーナーシェフであるスジンさんに、簡単に作れる韓国の常備菜のレシピを教わります。
毎日食べても飽きない「春菊と豆腐のナムル」
和食の献立に加えやすいナムルは、韓国料理の定番おかずメニュー。ナムルとは野菜や山菜、キノコなどを調味料とごま油であえたもののこと。豆腐を加えれば、栄養価もアップします。
「春菊と豆腐のナムルは、毎日食べても飽きません。そのコツは隠し味の魚醤と煮干しパウダー。できるだけ添加物の少ないものを探してみてください」
2024.04.03(水)
文=大滝美恵子
写真=志水 隆