Magnificent View #147
アベス駅(フランス)
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パリのメトロ、つまり地下鉄は、1900年、第5回パリ万国博覧会の開催に合わせて開業した。
折しもアールヌーヴォー華やかなりし時代。人びとを地下へと導く駅のエントランスは、アールヌーヴォーの巨匠、エクトル・ギマールがデザインを手がけた。植物を思わせるその有機的な造形は、かのサルバドール・ダリも賛辞を惜しまなかったという。
現在、20世紀初頭に建造されたオリジナルの入口が残るのは、モンマルトルにある12号線のアベス駅と、2号線西端のポルト・ドーフィーヌ駅のみ。
このゲートをくぐったなら、100年以上前のベル・エポックへとタイムスリップしてしまいそうだ。
