山登りの達人KIKIさんと行く台湾「銀河洞」トレッキング
今回トレッキングを体験していただいたのは山登りがライフワークだというモデルのKIKIさん。国内外を問わず、旅先は山を基準に選択するという筋金入りの山好き。
「アイガー(ヨーロッパアルプス)、ヒマラヤ、パタゴニア、アラスカ……。山を求めていろんな場所を旅してきました。国内でも北海道ならこの山へ、富山ならここかな? などとほぼ山ありきで選んでいます(笑)。訪れたことのある場所でも山を目的に旅に出ることでその地での新しい出会いや発見があって、それがすごく楽しい」(KIKIさん)
そんなKIKIさんとの旅だからこそ、登ってみたい素敵な山「銀河洞」を第一目的に、台湾旅行の計画を立ててみました。そしていざ「銀河洞」へ。
緑が生い茂る岩の階段の先に現れる神秘の秘境
青々とした緑豊かな山道を歩いた先に見えるのが、岩壁のくぼみにできた洞窟・銀河洞。見どころは落差45メートルの滝・銀河瀑布、そして滝の横にあるお寺・銀河洞純陽宮。お寺の内部には呂洞賓(リョドウヒン)を祀る小さな廟があり、壁には別世界を意味する「別有洞天」の文字が。あまりにも現実離れした風景と空気感に圧倒されつつも、風光明媚な景色に身を浸せば、ここまで登ってきた疲労さえもなんだか清々しく感じられ、日常の疲れまでもが癒やされていくようです。
「台北からそう遠くない場所に、こんなに自然豊かな場所があるなんて……! すごく幻想的で驚くほど素敵な光景でした。まさに秘境という表現がぴったり。今回は生憎の雨となってしまいましたが、でもだからこそ絵のように幻想的な景色が楽しめたのかも?
そして、雨に濡れて滑りやすくなった岩場や不安定な足場でも、グリップ性の高いターギーを履いていたことでとて安心して歩けました。悪天候の山を歩くストレスが軽減されるというのはすごくありがたいですね」(KIKIさん)
ターギーは、キーン独自の防水性と透湿性を兼ね備えた素材《KEEN.DRY》を採用。つまり、雨や水は通さず、体から発せられる蒸気は逃がすハイテク機能で、雨の日や水辺でも快適な履き心地を叶えてくれるということ。
「今回のような予想外の雨や、登山道の途中にある小川でも快適な歩行を実感できました」(KIKIさん)
2024.03.30(土)
文=天野真由美
撮影=深野未季
スタイリスト=福田麻衣
ヘアメイク=北原果
コーディネート=游雯婷(TOP TAIWAN)
モデル=KIKI