バスクの伝統的なソースで作る「白身魚のグリーンソース」
●材料(4人分)
・生だらの切り身:4枚
・あさり(砂出し済みのもの):1パック(約200g)
・にんにく(みじん切り):1片
・赤唐辛子(種を除き、小口切り):1本
・イタリアンパセリ(みじん切り):大さじ2
・白ワイン:1/2カップ
・オリーブオイル:大さじ2
・塩、黒こしょう、小麦粉:各適量
●作り方
(1)たらは骨と皮を除いて塩、黒こしょうを各少々をふり、小麦粉を薄くまぶし、オリーブオイルを熱したフライパンで両面をこんがり焼き、取り出す。
(2)続けてにんにく、赤唐辛子を入れて弱火で炒め、香りが出たら白ワインを加えて煮詰める。
(3)(1)を戻し、あさりを加えてふたをしないで中火で煮、あさりの口が開いたらイタリアンパセリの半量を加え、時々鍋をゆすりながらとろみがつくまで弱火で煮る。塩、黒こしょうで味を調える。
(4)器に盛り、残りのイタリアンパセリを散らす。
オリーブオイルと魚介のだしを乳化させ、イタリアンパセリの香りを加えて作るバスクの伝統的なソース。
丸山久美(まるやま・くみ)
スペイン料理研究家。アメリカ留学、ツアーコンダクターとして世界中をまわり、マドリッドに14年在住。現地の料理教室に通いながら家庭料理をベースとしたスペイン料理を習得し、修道院で修道女から料理を学ぶ。著書に『修道院のお菓子』(扶桑社)など。
Instagram @maruyama_kumi
修道院の煮込み スペインバスクと北の地方から
定価 1,980円(税込)
主婦と生活社
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)
2023.12.06(水)
文=CREA編集部
写真=馬場わかな
スタイリング=花沢理恵