もはや欠かせない定番メニュー

お寿司さんの賑わいは日本と変わらない

 そして香港の人達にとってもはや欠かせない定番メニューとなっているのがお寿司! 特にテイクアウトのお寿司屋さんは、夕方ともなるとご覧の通りお仕事帰りの人たちでいっぱいです。

日本円で500円程度と手頃なお値段

 商品名にはやはり「北海道」や「登別」などの日本の地名。日本の地名がひとつのブランドとなっているということがよくわかります。

 ただこちらは日本ではなく台湾の企業のお店。海外の企業が日本食を売っているなんて……ちょっと悔しい気もしますが、日本ブランドが現在のように香港を中心としたアジアで広がっていったのは、日本を外から見て、その素晴らしさに気づいて、まねて、伝えていってくれた彼らの力によるところが大変大きいのです。

 そんなこんなで、香港にはいたるところに「日本」を感じさせるシーンが盛りだくさんなのです。

 食だけではなく日本の文化や最先端の技術に対しても、彼らはその素晴らしさをみて、リスペクトしてくれています。次回香港を旅するとき、いつもと視点を変えて、日本の良さを再認識する旅にするのも面白いのでは?

小松崎友子 (こまつざき ともこ)
株式会社iNTO(イン・トゥ)代表取締役/PRプロデューサー。
香港を中心としたアジアマーケットに対する日本商品・訪日観光のPRを手がける。2013年9月、香港にて訪日観光PRイベント「夜景サミットin香港」を開催。映画や映像とのコラボレーションPRを得意としており、自身も映像のプロデュースを手がける。
オフィシャルサイトURL http://www.in2jp.com/

 

2013.12.24(火)