待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今こそ夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆とっとり花回廊

 四季折々の花々で彩られる、日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」。7月から8月にはユリやヒマワリのほか、「花の丘」に咲く約10万株のマリーゴールドが見ごろを迎える。

 ユリは「とっとり花回廊」のメインフラワーであり一年中展示されているが、初夏に約8万株のユリが一面を埋め尽くす景色は圧巻。日本に自生する野生ユリ15品種のすべてが保有・展示されており、これは国内で「とっとり花回廊」だけである。

 また、8月5日(土)、6日(日)、8月11日(金)~13日(日)の夜には、日本を代表する照明デザイナー・石井幹子氏がデザインした「ムーンライトフラワーガーデン」が開催。約8万平方メートルの庭園が約1万4,000個の照明により、ロマンティックな空間へと変貌する。

マリーゴールド、ヒマワリの見ごろの時期:7月~8月
ムーンライトフラワーガーデン開催日:2023年8月5日(土)、6日(日)、8月11日(金)~13日(日)

とっとり花回廊(とっとりはなかいろう)

所在地 鳥取県西伯郡南部町鶴田110
https://www.tottorihanakairou.or.jp/

◆大山滝

 加勢蛇川上流の地獄谷にある「大山滝」は落差42メートルの二段滝で、「日本の滝100選」にも選ばれた県下最大の名滝。雄大な自然の中を流れ落ちる滝水は清らかで、滝つぼは青く澄んで美しい。

 「一向平」からは遊歩道が整備されており、片道約1時間。「大山滝不動明王」の湧き水や、高さ30メートルの絶景吊り橋など、見ごたえのあるスポットを巡るハイキングコースで、夏のレジャーシーズンは大勢の観光客が訪れる。

 大山滝へ向かう登山口には「一向平キャンプ場」や「Nature Sauna(ネイチャーサウナ)」もあるので、一緒に楽しむのもおすすめだ。

大山滝(だいせんたき)

所在地 鳥取県東伯郡琴浦町野井倉
https://www.kotoura-kankou.com/nature/daisen_falls/

2023.07.09(日)
文=佐藤由樹
協力=鳥取県観光・旅行情報サイト「とっとり旅」