都会の喧噪を逃れ、フランスの小さな農村にエスケープしてきたようなカオヤイのマウンテンリゾート、「ルッキリ・カオヤイ」。タイニーな白いヴィラから、タイの新しい楽しみ方が始まる。
注目のマウンテンリゾート・カオヤイから、2つのホテルを2回に渡りご紹介。
天然素材にこだわったサステナブルなリゾート
◆Roukh Kiri Khao Yai(ルッキリ・カオヤイ)
![カオヤイの森林が視界いっぱいに広がるソルトウォーター・プール。開放的なライブラリーからは、最高に美しいサンセット・ビューを堪能できる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/1/1280wm/img_81267eb0a104b7a2b5635f9cf8f9201a121054.jpg)
タイの新たなウェルネス・デスティネーションの地として選ばれているカオヤイ。近年続々とリゾートホテルが開業するなか、異彩を放っているのが「ルッキリ・カオヤイ」だ。
![白壁と天然素材でシンプルにデザインされたベッドルーム。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/7/1280wm/img_a77e8dabedacb0ea8e55ad580242bb15154404.jpg)
12棟のヴィラがゆとりある間隔で点在するこのリゾートのコンセプトは、“Escape to the illusion”。どっしりとした佇まいの白壁のヴィラや、ラベンダーやローズマリーが香る庭、木陰で揺れる小さなブランコ。
![“マウンテンビュー・ヴィラ”のサーラー(東屋)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/7/1280wm/img_6731572930d6a2288c8ba1046eac8df6439372.jpg)
そんな光景は確かに、都会からフランスの農村にでもエスケープしてきたかのような錯覚を起こさせる。
プール・ヴィラ、マウンテンビュー・ヴィラなど3タイプからなるヴィラは、いずれもカオヤイの自然が眼前に広がるパノラマビュー。
![フランスの小さな農村をイメージしたガーデン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/1280wm/img_92bb679ae5c2ebbb1d1245745e12e60e242681.jpg)
職人のアトリエをイメージしたというシンプルなデザインのベッドルームに、テラスからの風が心地よく吹き抜ける。
![てりやきパイナップルの入ったポキボウル 420タイバーツ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/3/1280wm/img_e309a02bfd618f94134eeeb3a72216cf201405.jpg)
アメニティは天然成分と環境に優しい詰め替え可能な容器にこだわって厳選。また、本格的なタイ料理と西洋料理を組み合わせた“ルック・キュイジーヌ”は、自家菜園で化学物質を使わずに栽培した有機野菜を使用。
![グランピングのケータリングは三輪トラックで。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/9/1280wm/img_b99b8ff563bd565cc67fd21f0ec522d7286008.jpg)
ウェルネス、ヘルシー、プライバシー、そしてサステナビリティ。それが、ルッキリ・カオヤイの大切なポリシーだ。
![見晴らしのよい丘の上でのグランピングは、高原のカオヤイだからこそのアクティビティ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/c/1280wm/img_fca7493954bb4cacfa6397925e3ad4d7178016.jpg)
広大な自然をさらに満喫したかったら、丘の上でのグランピングを。タイにはまだまだ、新しい楽しみ方がある。そんなことを思わせてくれる、避暑地カオヤイならではの新リゾートだ。
![見晴らしのよい丘の上でのグランピング。パノラマビューを独占しながらオープンサンドやグリル、ワインなどの“ルック・キュイジーヌ”を。セットアップフィー 3,500タイバーツ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/1280wm/img_21abf50d9b7fd14dbb608a6963b48f33140811.jpg)
Roukh Kiri Khao Yai(ルッキリ・カオヤイ)
所在地 10 Pong Ta Long, Pak Chong, Nakhon Ratchasima
電話番号 044 001 300
客室数 12室
料金 8,500タイバーツ~
https://www.roukh.com/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.06.12(月)
文=張替裕子(Giraffe)
撮影=橋本 篤
コーディネート=大串輝章
CREA Traveller 2023 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。