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 今や世界中で人気を呼んでいる、タイのBLドラマ。「2gether」をきっかけにタイ沼にハマった人も多いだろう。次々と新しい美男子カップルが登場し、新作だけでなくスピンオフ・ドラマもガンガン作られ、もうファンにしたら嬉しいやら、忙しすぎるやら、てんやわんやの騒ぎである。

 今回、CREA WEBに登場してくれたのは、ジャー(Ja)ことパチャラ・スアンシーと、ファースト(First)こと、チャローンラット・ノープサムローンの、ジャー&ファーストのペア。ファーストは「2gether」にも出演しており、二人で「TharnType2 -7Years of Love-」のサブ・カップルとして人気を集め、そのスピンオフ「Don't Say No -心が近づくとき-」でメイン・カップルに昇格。まさにタイBL界の王道を行くペアだ。今回、初めてのファンミで接した日本のファンの印象や、デジタル・サービス「BOYS MEETING from Thailand (BMFT)」についてなど、さまざまに語ってくれた。


ーージャー&ファーストとして、1月末に日本で初めてのファン・ミーティングを開催されました。まずはその感想を教えてください。

ジャー 日本では初めての開催だったので、とても嬉しかったです。多くのファンの方が来ていてくださり、皆さんの前で僕たちのパフォーマンスを披露できました。この感激はタイに帰っても、思い出すと思います。

ファースト とても緊張していましたが、ファンの皆さんがとても温かく受け入れていただき、嬉しかったです。ファンミを2回やりましたが、沢山の方が来てくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。また皆さんと楽しめたらと思うので、次回がありましたらよろしくお願いします。

ーー日本のファンと直接会ってみた印象はいかがですか?

ジャー 日本のファンは、やはりシャイな方が多い気がしますね。僕が目線を送っても、ファンの方はすぐ目を逸らしちゃうんです。それはおそらく恥ずかしい気持ちからなんでしょうが、そういうところは他の国の方と違いますね。でも、皆さんが僕らをリスペクトしてくれて、適度な距離感を保ってくれる。とても優しいファンの方が多いなと思います。

ファースト 僕も基本的には同じように感じます。補足するならば、大勢で集まっていても、あまり大きい声で騒いだりしませんし、皆さんとても冷静なんです。だけど、こちらを見つめて「ファーストさんの話を、私はちゃんと聞いていますよ」と目線を送って、合図してくれる。少し距離が近くなると、僕らともっとコミュニケーションを取りたいと、文章を書いて見せてくれたり、僕らにタイ語で話しかけてくれたりするんです。とても感動しました。

ーー日本のファンはシャイに見えて、いざとなると熱いですよ。覚悟してくださいね(笑)。では日本で好きになったものや場所があったら、教えてください。

2023.03.29(水)
筆者=石津文子
撮影=釜谷洋史
ヘアメイク=佐々木渚香
スタイリスト=有賀多見(plus81costume)
通訳=Manorung Wisalya (EMU THAILAND CO., LTD.)