測定されたデータは本体に記憶されますので、途中でコンセントを抜いても消えてしまうことはありません。特定の家電製品をつないだまま1週間や1ヶ月にわたって運転し、消費電力などの実情を把握したら、本体側でいったんデータをリセットし、また別の家電製品をつなぐという繰り返しで、家庭内のさまざまな家電製品をチェックするとよいでしょう。

 

ワットチェッカーを選ぶときに気をつけたいポイント

 ところでワットチェッカーを選ぶ上で気をつけたいポイントのひとつに、電気料金の換算レートを書き替える機能を備えているか否かが挙げられます。

 ワットチェッカーにおける電気料金は、本体に書き込まれたレート、具体的には「1kWh=〇〇円〇〇銭」という値に基づいて計算されます。レートが将来的に大きく変動した場合、本体内のレートを書き替えることができないと、電気代の計算がおかしくなってしまいます。

 実際、筆者が過去に購入したワットチェッカーの中にはそうした製品があり、いまでは無用の長物と化してしまっています。以下で紹介する3製品はいずれも書き替えが可能ですが、実際に製品を選ぶにあたっては、事前に機能の有無を確認しておくことをおすすめします。

 では、ここからは売れ筋のワットチェッカー3製品について、その特徴や違いを見ていきます。

実売1000円台で入手できる、リーベックス「ET30D」

 最初に紹介するのはリーベックス「ET30D」です。実売1500円を切るリーズナブルな価格ゆえ、Amazonではベストセラー1位の常連となっている一品です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0089JCIE0

 この製品の特徴は、後述の2製品と違って情報を表示する液晶画面が1行分しかないことです。シンプルイズベストといえばそうなのですが、表示できる値はリアルタイムの消費電力(W)に始まり、積算時間、積算料金、1時間あたりの料金、積算使用電力量(KWh)、積算CO2排出量(kg)と6種類にもおよぶため、すべての値を閲覧するのにボタンを6回も押さなくてはならず、少々手間がかかります。

2023.03.01(水)
文=山口真弘