「CREA」2023年春号は久しぶりの韓国特集。
韓屋や古いビルを大胆にリノベーションしたカフェやショップ、アートピースみたいなスイーツ、新しい感性で作られる器や伝統の布――。久しぶりの韓国は、何もかもがパワフルに、ダイナミックに新しく変わり続けていました! 世界が少しずつ「春」を迎えつつあるいま、ソウルを中心に、韓国でやりたいことを詰め込んだ一冊を片手に、旅に出かけませんか。
CREA 2023年春号
いま、進化する韓国へ!
特別定価950円
CREA WEBでは、「CREA」2023年春号のコンテンツの一部を大公開します!
「いま、進化する韓国へ!」を象徴する存在として、『CREA』2023年春号のカバーに登場したのはイ・ジョンソク。ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホンらによる第一次韓流ブームの次なるスターとして、早くも20代前半で頭角を現した。以来10年にわたって韓国ドラマ界をリードしてきた彼が、心の内を語った。カバー撮影のメイキングムービーも公開!
昼下がりのスタジオ 穏やかな空気を纏った彼は
2月初めのソウル、江南のスタジオ。白いダウンジャケットを着た彼は、男性マネージャーとまるで友人同士のように談笑しながらやって来た。
186センチの長身に、透き通るような白い肌、9頭身のスタイルはアニメーションの世界から抜け出たような容姿だが、スター然とした緊張感はまったくない。イ・ジョンソクの人柄なのだろう。彼のいる空間は、たちまち穏やかで、リラックスした雰囲気につつまれる―。
ペ・ヨンジュン主演のドラマ『冬のソナタ』が日本ではじめて放送されたのが2003年。以来20年間続く“韓流ブーム”の中で、直近の10年間をリードしたのは間違いなくこの人だ。
スターの仲間入りを果たしたのは、23歳で出演したドラマ『君の声が聞こえる』(2013)。イ・ボヨン演じる国選弁護士のヒロインを支える男子高校生を演じ、実年齢10歳差のふたりが演じる恋模様は大人気を博した。以降、韓流ドラマの女性像、恋愛観が急速に変わっていく中で、イ・ジョンソクはつねに新たな男性主人公像を開拓してきた。
主演作が軒並み高視聴率を記録していることから、“イ・ジョンソクの作品を観る目”は確かだと言われてきた。自らが「生粋のドラマ好き」というイ・ジョンソクは、出演作を選ぶ際には、「自分が一ドラマファンとしてこのドラマを観たいか? 自分が面白そうだと思えるか?」を判断基準にするという。
2023.03.07(火)
Photographs=KIM HEE JUNE @CO-OP.
Styling=LEE HYE YOUNG @ALL ABOUT STYLE
Hair=MOON HYUNCHEOL @Blow
Make-up=GANGMI @Grin by GANGMI
Coordination=NAM HYUNJI @neos inc.