フォトコールにはミッキーマウスも登場!

 Netflixがリードするストリーミングの世界で、最近ぐいぐいと存在感を増している「ディズニープラス」。

 今年2023年は、ウォルトディズニーカンパニーが誕生して100年なのですが、その記念すべき年のラインナップは「アジアの視聴者をDisneyに!」という気合が感じられるもの。

 昨年末にシンガポールで行われたビッグなPRイベント「ディズニー・コンテンツショーケース2022」から、その一部をご紹介します。

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 ショーケースで発表されたのは「来年以降公開予定の劇場用映画」と「2023年に配信予定のコンテンツ」。中でも最も力が入っていたもののひとつは「韓国コンテンツ」です。

 ディズニープラスでは昨年からアジアパシフィック地区でのローカルコンテンツ制作を開始し、45作品の配信が始まったのですが、その中で最多視聴を獲得したのが、イ・ジョンソク主演の『ビッグマウス』、パク・ヒョンシク✕ハン・ソヒの人気スターが顔を合わせた『サウンドトラック #1』、そしてパク・ソジュン、BTS V、パク・ヒョンシク、チェ・ウシク、Peakboyの5人組の2泊3日の旅を追ったリアルバラエティ『In the Soop フレンドケーション』の3作品ーーつまりTOP3を独占したのが韓国コンテンツだったんです。

 そういうわけで注目度もうなぎ上り。今回のショーケースでは、3作品のキャストが登場しました。最も注目を集めていたのは、ショーケースで”トリ”を飾ったアクションスリラー『コネクト』。

 韓国の人気ウェブトゥーンを原作に、世界的に知られる三池崇史が監督し、アジア全土で人気を集める俳優チョン・ヘインが主演した作品です。

「コネクト」と呼ばれる不死身の身体を持つ主人公が、ひょんなことから彼の目を移植した殺人鬼コ・ギョンピョに追われ、不死身の体を欲する組織に追われ、殺人鬼に間違われて警察にも追われ…という作品。

2023.03.02(木)
文=渥美志保
写真=ウォルト・ディズニー・カンパニー提供