渋谷駅から直ぐ「東急プラザ渋谷」6階の「もしも食堂」では、「カレー好きミュージシャン」としてレシピ本も執筆している、ホフディランの小宮山雄飛さんとコラボレーションし、全国のカレーの名店を集めた「もしも食堂~WORLD CURRY FESTA(ワールドカレーフェスタ)~」を開催中です。
小宮山さんセレクトの地方の名店のカレーが渋谷に大集結! 早速行ってみましょう!
ご当地カレーではなく、世界のカレーにこだわりました
現在開催中の「もしも食堂~WORLD CURRY FESTA(ワールドカレーフェスタ)~」にセレクトされているカレー屋は全4軒。前期と後期に期間が分けられており、2023年1月26日(木)の「後期」(~4月25日)からは「Lemon Rice TOKYO」のレモンライス以外のメニューが入れ替わります。
「セレクトでこだわった部分は、いわゆる『ご当地カレー』ではなく、地方にある世界のカレーを集めようということ。東京からなかなか足を運べないような意外な場所に世界も驚く本格派カレーが点在しているんです」(小宮山さん)
「バーンタイ」の本格的なグリーンカレーは後半の目玉
早速、後期のカレーを紹介していきましょう。
まず1品目は、兵庫県神戸市三宮に本店を構える「バーンタイ」の「ゲーン キャオワーン」というグリーンカレー。
「ココナッツミルクの味を感じながらも、レモングラスやコブミカンなどのハーブや香辛料もしっかり効いていて、まろやかさと辛さのバランスがすごくいいんです。
グリーンカレーって今はどのお店でも食べられるメニューですが、ここのカレーはその一歩先をいく本場の味なので、特にグリーンカレー好きの方にはぜひ食べてほしい一品です」(小宮山さん)
「『バーンタイ』は関西を代表するタイ料理店。タイのかたがシェフをされているので、作り方も本場と一緒。後期で出すグリーンカレーの『ゲーン キャオワーン』は、お店でも人気のメニューなんですよ。
前期で出した『ゲーン ペッ』(ココナッツミルクのレッドカレー)を食べた人にも食べてほしい本格タイカレーで、後期の目玉と言えるカレーです」(小宮山さん)
私も試食しましたが、濃厚でコクがありながら、爽やかなハーブの香りと後を引く辛さがあって、スプーンが止まりませんでした!
2023.01.25(水)
文=根津香菜子
写真=山元茂樹