温泉賢者17人がピックアップ！ 2023年、今行くべき温泉宿17選 ――旅部門記事BEST7

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2023.1.6

「ひたすら温泉三昧。そして森林浴三昧」

山路美佐さん(B.EAT代表)

　いい景色＆露天風呂はマスト。泉質は、ツルツルのものだと嬉しくなります。夏のニセコはとても魅力的なので、インバウンド客が少ない今こそぜひ。「坐忘林」が位置するのは、ニセコの中心地から少し離れた山の中。緑溢れる森に面した部屋は広々としていて、大きなヒノキの内風呂と露天の岩風呂付き。ここでは部屋に籠もりきりで過ごすのが正解です。

●この2年で足を運んだ宿

坐忘林［北海道／花園温泉］

所在地　北海道虻田郡倶知安町花園76-4
電話番号　0136-23-0003
宿泊料金
◆1室1名利用時の1名最低料金　(平日)128,000円～(休前日)138,000円～
◆1室2名利用時の1名最低料金　(平日)78,000円～(休前日)83,000円～(すべて入湯税別)
ひとり対応　通年
客室数　15室
食事　夕：食事処(個室あり)／朝：食事処(個室あり)
チェックイン 14:00／チェックアウト 11:00
アクセス　JR倶知安駅より送迎あり(要予約)
https://zaborin.com/
●Wi-Fiあり

山路美佐(やまじ・みさ)さん

神奈川県生まれ。雑誌「家庭画報」編集者、「ヒトサラ」副編集長として活躍。現在は、食や旅にまつわるコンテンツ制作、編集、執筆を手がけるフリーエディター。美味探求の旅は30カ国以上に。

「仕事のごほうびは温泉。宿ではやっぱり仕事」

山村光春さん(編集者・ライター)

　仕事もストレスもたまったときほど温泉です。コンスタントに行きたいから、そんなに贅沢は求めません。仕事ができる環境とよい温泉、そしてサウナがあればなおよし。「和多屋別荘」は1階にコワーキングスペースを兼ねたライブラリーが充実していて、本を読んだり、作業に没頭したりと、また嬉野茶のカフェもあったりと、実はワーケーション向き。

●この2年で足を運んだ宿

和多屋別荘［佐賀／嬉野温泉］

所在地　佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
電話番号　0954-42-0210
宿泊料金
◆1室1名利用時の1名最低料金　(平日)29,700円～(休前日)33,000円～
◆1室2名利用時の1名最低料金　(平日)18,700円～(休前日)22,000円～(すべて入湯税別)
ひとり対応　通年
客室数　110室
食事　夕：食事処(個室あり)／朝：食事処(個室あり)
チェックイン 15:00／チェックアウト 10:00
アクセス　JR武雄温泉駅よりJRバスで約30分、嬉野温泉(嬉野バスセンター)より送迎あり
https://wataya.co.jp/
●Wi-Fiあり

山村光春(やまむら・みつはる)さん

雑誌や広告、ウェブなどの編集・執筆をはじめ、編集講座やリフレクソロジーの活動も。『眺めのいいカフェ』(アスペクト)など著書多数。現在は福岡と東京の二拠点生活。

「意思と美意識が貫かれている温泉宿へ」

龍崎翔子さん(ホテルプロデューサー)

　宿全体から意思が伝わってくる空間そのものを楽しむのが一番の贅沢。「べにや無何有」は、金沢でホテルを開業したのをきっかけに、視察を兼ねて自分へのごほうびとして利用。広縁に腰掛けて庭を眺めたり、図書室で想いに耽ったり。何をするでもなく、流れる時間に身を任せてぼーっとするといった体験が忘れ難い非日常に。できれば2泊が理想！

●この2年で足を運んだ宿

べにや無何有［石川／山代温泉］

所在地　石川県加賀市山代温泉55-1-3
電話番号　0761-77-1340
宿泊料金
◆1室1名利用時の1名最低料金　(1名利用は平日のみ)70,180円～
◆1室2名利用時の1名最低料金　 (平日)45,980円～(休前日)52,030円～(すべて入湯税別)
ひとり対応　1名利用は平日のみ
客室数　16室
食事　夕：食事処／朝：食事処
チェックイン 15:00／チェックアウト 11:00
アクセス　JR加賀温泉駅より無料シャトルバスで約15分(要予約)
https://mukayu.com/
●Wi-Fiあり

龍崎翔子(りゅうざき・しょうこ)さん

1996年東京生まれの京都育ち。19歳のときに、全国でのホテル開発および経営をはじめる。これまで数々の店舗をプロデュース。2022年5月に産後ケアリゾート「HOTEL CAFUNE」をオープン。

※宿泊料金、料理などは、季節により変更になる場合があります。
※データは2022年5月24日現在のものです。
※1室1名利用時の1名最低料金、1室2名利用時の1名最低料金はいずれも1泊2食付き(税・サービス料込み価格、入湯税は別)を基本とします。