2022年にCREA WEBで反響の大きかった記事ベスト7を発表します。ビューティ&ライフスタイル部門の第3位は、こちら!(初公開日 2022年3月20日)。

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 「昨日、何食べたっけ?」「スーパーで買おうと思ったものを買い忘れた!」日常生活の中で、こんなことはありませんか? 加齢にともない衰えていく私たちの脳。さらに、コロナ禍の外出⾃粛で⼈と会う機会などが減り、脳への刺激が減ったことで、「もの忘れ」や「集中⼒低下」に悩む⼈が急増しているとか。

 衰えを感じる脳に、何か打つ手はないのか。その答えが、「脳のクリーニング」だと、脳神経内科医師・内野勝⾏先生は言います。実は、脳には若いころから、少しずつ「アミロイドβ」という“脳のゴミ”がたまっていくそう。すると脳神経が破壊され、脳の老化や認知症のリスクが上がります。

 “脳のゴミ”を排出し、溜めないような生活習慣を身につければ、リスクをグッと抑えることも。その最も簡単な方法が、脳によいとされる栄養素を含んだスープを1日1杯摂ること。

 今回は、内野先生の著書『脳のおそうじスープ』からその簡単な作り方を、特別に公開します!

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●1日1杯飲むだけで脳がキレイに!「脳のおそうじスープ」の作り方

 包丁いらずで簡単! 材料を混ぜて揉むだけ! 脳のおそうじスープの“素”のつくり方。

【材料】(約8杯分・1杯86kcal)

・トマト … 大1個(200g)
・蒸し大豆・くるみ … 各50g
・桜えび … 10g
・すりごま … 大さじ3(18g)
・ツナ缶(ノンオイル) … 2缶(140g)
・塩 … 小さじ1(6g)
・中濃ソース … 大さじ1(6g)
・こめ油 … 少々

【作り方は4ステップ】

(1) トマトをおろし金ですりおろす。

(2) 蒸し大豆とくるみを保存袋(大)に入れてくるみを砕きながら揉む。

(3) (2)に(1)とその他の材料を入れる。

(4) 揉み混ぜてから平らにして冷凍保存する。

【ワンポイント】

ナッツの食感が気になる場合は、めんぼうやコップの裏を使うとより細かく砕きやすい。冷凍庫に作り置きしておこう!

2023.01.07(土)
文=内野勝⾏