この記事の連載

 CREA WEBで大人気の占い連載「オンナの算命学」を手がける東京ケイ子。この連載では、古代中国で生まれた運命を算出する学問である「算命学」をもとに、東京ケイ子が今輝いている“華ある人”の深層に迫ります。

 第三回目のゲストは、「自分の運命は自分で変えてきた」と語ったryuchell (りゅうちぇる)さん。ryuchellさんの宿命、そして人生の転機とは? 思わず頷く驚きの指摘とメッセージ……。“華ある人”の背景を読めば、あなたの人生も怖いものなんてない!

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まだ見ぬ未来を目指している“旅する王様”

ケイ子 ryuchellさんは沖縄のご出身なので、ユタ(沖縄のシャーマン)は身近な存在だったかもしれませんが、まずは算命学についてお話しさせてください。

 古代中国を発祥とする算命学は、別名“帝王学”とも呼ばれていて、現代においては、人生を戦略的に切り開くために使われています。

 生年月日をもとに持って生まれた“宿命”とバイオリズムを出しますが、宿命はその人が持って生まれたものなので、生涯変わらないとされています。

 ただ、その宿命を知ることで、生き方を考えたり、環境を整えたり、と宿命を味方につけることで人生を大きく切り開いていくことができるんです。

ryuchell  そうなんですね。はじめにお話ししておくと、僕、これまでの人生は「自分で運命を変えてきた人生」だと思っているんですよ。

ケイ子 なるほど、意識的に運命を切り開いてきたわけですね。たしかに、ryuchellさんの宿命とバイオリズムを見ると、運命を切り開くというのも宿命のひとつになっている気がします。

 何しろ、ryuchellさんの人生のテーマがすごい。「夢やロマンを追い求めて旅する王様」ですから。

ryuchell えええ、どういうことだろう、あまりピンとこないです。

ケイ子 単なる旅人でもないし、単なる王様でもない。人生そのものが旅で、常にここではないどこか、まだ見ぬ未来を目指している“旅する王様”です。

ryuchell なるほど。

ケイ子 そして、王様にしかできないことを成し遂げます。誰かに指示されること、人の下につくことは難しいでしょう、王様ですから。たとえば会社員だと、上司がいてその上にも上司がいて、人の指示の下で働きますよね。それがものすごく苦手。集団行動を強制されるのも苦でしかないと思います。

ryuchell ああ、確かに集団行動はしたいと思ったことがないですし、しないで生きてきましたね(笑)。

ケイ子 芸能界のお仕事は、宿命に合っていると思います。そしてもうひとつ、算命学は家系の流れを重視しますが、ryuchellさんは“早くに大人になる初代運”を持っています。いわゆる家系の流れを継がず、自分が初代になるという運で、父親との縁が薄いという宿命があります。

 そして、目上の人を頼ることが苦手。上の人がいない環境、自分が王様になれる場所を探すので、年齢が上になればなるほど生きやすくなるはずです。人を頼るのは苦手ですか?

ryuchell 末っ子なので、年上の人によくしてもらうことは多いんですが、僕の方がうまくできるな~とか勝手に思ってしまったりして、気づいたら自分がリーダーになるというのはありますね。

ケイ子 なので、まわりには、自分を王様でいさせてくれる人を集めたほうがいいんです。

ryuchell 10代から芸能の世界に入って、いろいろな大人の人と出会っていい経験をさせてもらいました。今は独立して自分で会社を経営しているんですけど、やってみたら全く苦じゃない。誰かの下でやるよりも、自分が全部把握して、仕事も選んでという方が向いていると思いますね。

ケイ子 初代運を持っている人は、早くに大人になるんです。幼少期から楽しいこと悲しいこと苦しいことを人一倍経験しなくちゃいけなくて、自分の生まれた場所を離れてからが本当の人生がスタートすることになります。

ryuchell 子どもの頃はつらいことが多かったので、自分が強くなるしかなかった。だからこそ、運命を変えてきたっていう実感はあります。

2022.12.17(土)
文=嵯峨崎文香
写真=深野未季
イラスト=中村桃子