◆花筐公園の紅葉
継体天皇ゆかりの地として知られる花筐公園は、福井県を代表するモミジの名所。毎年11月上旬頃から、園内のモミジが鮮やかに赤色や黄色に紅葉する。
「色づいたモミジがアーチ状に連なって『紅葉のトンネル』になる所もあり、見応えじゅうぶん。
毎年11月上旬には花筐(はながたみ)もみじまつりも行われ、期間中は園内がライトアップされます」(仲谷さん)
花筐公園の紅葉(かきょうこうえんのこうよう)
所在地 福井県越前市粟田部町
https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=524
◆養浩館庭園の紅葉
養浩館は、福井城本丸(現在の福井城址)から北に約400メートルの場所にある旧福井藩主・松平家の別邸で、かつて藩の迎賓館として使用されていたもの。
現在の建物は平成5年に復元されたもので、建造物や池、玉砂利や石組みなどが作り出す、風趣に富んだ景色を楽しめるのが魅力。秋が木々が紅葉し、庭園を彩る。
「アメリカの日本庭園雑誌『The Journal of Japanese Gardening』のランキングで、14年連続名庭トップ10以内にランクインしています。
また、毎年『秋のライトアップ』が開催されています」(仲谷さん)
養浩館庭園の紅葉(ようこうかんていえんのこうよう)
所在地 福井県福井市宝永3-11
https://www.fuku-e.com/010_spot/index.php?id=153
2022.10.10(月)
文=佐藤由樹