キャンプ料理の5つのコツをご紹介!

●ポイント1「家でメニューを考える」

 キャンプでバタバタしたくないので、基本的には出かける前にメニューを考えます。仕事しているときなどに「あ〜、今度あれ食べたいな〜」って食材が浮かんできたり。

 ただ、キャンプ場がある土地にお金を落としたいし、地元の食材にも触れたいので、スーパーにはできるだけ寄るようにしていて、そこでいい食材を見つけてメニューを変更することもあります。

●ポイント2「3品で構成する」

 基本は3品作るようにしています。一品目は、お腹が空いているし早く飲みたいので、和えるだけ系のおつまみ。

 二品目は、一品目と同時に仕込んでおいて、一品目を食べている間に漬け込んでおく、という料理が多いです。

 三品目はメインで、その日に食べたいもの。三品目だけは手間暇かけてもいいというマイルールがあります。

●ポイント3「キャンプならではの料理を選ぶ」

 家だとほとんどやらないのですが、揚げ物や燻製、串焼きなどはキャンプで食べたい料理ですね。焼き物は特に炭火で焼いた方が格段においしいので、オススメです。

 揚げ物も、面倒くさいという声を聞くのですが、メスティンで揚げれば油も少量で済みますし、油の処理だけできれば問題なしです。何より外で食べる揚げ物はおいしい! 

●ポイント4「調味料にはこだわりを」

 素材の味を活かす料理は塩の味で全然変わってしまうので、いちばん気を配っているのは塩です。いつも岩塩か藻塩を持っていきます。

 それからしょうがとにんにくはチューブのものより生の方が断然香りがよくておいしいので、面倒でもすりおろして使います。ごま油と麺つゆや白だしも便利なので常備。これさえあれば味が決まる調味料です。

●ポイント5「ゴミについて考える」

 適当に買い出しに行くと買いすぎてしまうので、メニューを決めて必要な食材だけ買い、ゴミを出さないように気をつけています。残ってしまう場合は、翌朝炊き込みご飯にするなどリメイクも。

 バイクのときは必要な分だけ食材を小分けにしたり、トレーから移し替えたり。ゴミを増やさない工夫もキャンプで心がけたいことのひとつです。

 次はいよいよ調理編! 「ワインに合う料理」「日本酒に合う料理」あなたはどっち派?

ぼっち女camp

地方在住、自然と酒とつまみをこよなく愛す、女性ソロキャンプYouTuber。キャンプVLOG、屋外酒場レシピ、釣り、バイクの趣味紹介で人気を博す。2020年8月から配信開始し、現在チャンネル登録者数14万人超。調理師免許保有。
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酒とつまみを愉しむ 日本一おいしいソロキャンプ


定価 1,540円(税込)
KADOKAWA
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2022.09.03(土)
調理=吉川愛歩
写真=原田真理
イラスト=オカヤイヅミ