途中下車してでも立ち寄りたい小樽の名酒店
◆丸い遠藤商店(まるいえんどうしょうてん)
![小樽近郊のワインに力を入れていて、小樽、札幌、余市・仁木のワインに強い。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/6/1280wm/img_16994ccecd904b0edeb2ac699d584443139685.jpg)
日本ワインが、現在のような活況を呈する遥か以前から北海道のワインに注力していたのが「丸い遠藤商店」だ。
![「リタファーム&ワイナリー」や、「平川ワイナリー」ほか、「さっぽろ藤野ワイナリー」などのワインも。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/d/1280wm/img_ade2dcc751f7a234a160dfe93a875594336341.jpg)
店主の遠藤友紀雄さんは「約20年前、余市のことを教えてくれるブドウ農家と知り合った。その“師匠”から後に『とても熱心な青年が入植したよ』と紹介されたのが『ドメーヌ タカヒコ』の曽我貴彦さんでした」と当時を回想する。
そんな縁で曽我さんとの付き合いが始まったが、もちろん他の生産者からも厚い信頼が。
![バックヤードには腰を抜かしそうなストックの数々。店頭に見当たらなくてもまずは相談すべし。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/3/1280wm/img_933c3473c6d73c9b82dba061431a1bc4348959.jpg)
「『ドメーヌ タカヒコ』はうちも一般に出せるほど仕入れられないけど」としつつ「余市のワインは何かしらある」と心強い。余市・仁木の帰りは小樽で途中下車だ。
丸い遠藤商店(まるいえんどうしょうてん)
所在地 北海道小樽市豊川町14-3
電話番号 0134-33-2201
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜
※道産の日本ワインだけでなく、欧州などの海外産ワインも充実。
https://shop.glotal.com/endo/
2022.07.23(土)
Text=Tatsuya Matsuura(babakikaku)
Photographs=Takashi Shimizu
CREA Traveller 2022 vol.3
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。