総面積は13.5ヘクタールという広大なキャメルファームワイナリーからの夕日。 「名人」藤本毅さんから引き継いだ、推定樹齢50年以上と思われるぶどうの樹。 収穫したブドウやワインの成分を調べる分析室。ここでの数値をもとに収穫のタイミングが決められる。 温度・湿度が管理された樽セラーで熟成される赤ワイン、ブラウフレンキッシュ(レンベルガー)。 看板犬の「うに太」。キャメルファームのワインにも“UNITA”シリーズがある。 ソムリエの中西愛さん。実はシェフでもあるという。現在のデザートや今後予定されているワイン会なども担当。 バスク風チーズケーキ、テリーヌショコラのケーキセット 各700円~。 農地としては3.5ヘクタールあるなか、現在ブドウが植栽されているのは2.2ヘクタールあまり。赤ワイン用にはピノ・ノワール、メルローなど4種類、白ワイン用はシャルドネ、ピノ・グリなど9種類、計13種類を育てている。 自宅はカフェや民泊も一体型。職住近接。 カフェのカウンターには自家醸造のボトルがずらり。 カフェは全席から畑が見えるフィールドビュー。 8種類のブドウを混醸して自社醸造される“MUSUBI”。ケークサレ 400円などの軽食も。 初めて醸造した“Asahidai 245 Blanc”で蕎麦をたぐる。驚くほどの好相性。週末には“丸ヌキ”を使っての十割蕎麦も。蕎麦はご主人、蕎麦前や料理とワインが奥様という棲み分け。 1階が店舗、2階は客室。いずれもブドウ畑ビューである。 店内のワインセラー。蕎麦の実の保管庫でもある。 “牛とじゃがいものグラタン(アッシパルマンティエ)” 900円。 店内はカウンターとテーブル以外にも、スペース十分。立ち話にも花が咲く。 “平目の昆布締め” 500円は柑橘とオリーブオイルで、白のナチュラルワインにピタリ。 小樽近郊のワインに力を入れていて、小樽、札幌、余市・仁木のワインに強い。 「リタファーム&ワイナリー」や、「平川ワイナリー」ほか、「さっぽろ藤野ワイナリー」などのワインも。 バックヤードには腰を抜かしそうなストックの数々。店頭に見当たらなくてもまずは相談すべし。 店の規模、建物の色ともに余市を象徴する鮮魚・精肉店のひとつ。 入手困難な余市の「リタファーム&ワイナリー」のワインもある。 クロゾイ、シマゾイなどプロ向けの鮮魚も多い。 柿崎幸司社長のウニ論では「ウニは板付きの方が旨い」。濃厚な赤ウニか、さらりとクリーミーな白ウニか。ちなみに板付きは小樽産、塩水は余市産。 店内はいつも地元客でだいたい一杯だが回転も速い。 “ホッケ焼” 単品 480円、定食 750円 「ホッケは冷凍しないとあの飴色が出ない」(柿崎社長)。 “海老丼” 880円という価格で、最高の鮮度のエビがなんと16尾も。