「自信まんまんな所が好きです。夫を上手く操縦して、後妻で入ったのにも関わらず、その娘たちにも自分の存在を認めさせているのが凄いです。私はいつも自信なさげなので、りくのように強く生きたいです」(54・女性)

「都に戻ろうと策略するのが印象的」(51・女性)

「天然で愛くるしくてなごみキャラクターとして際立っている。宮沢りえさんの演技がこちらも秀逸。美しいです」(52・女性)

 

9位 亀(江口のりこ)

 頼朝が安房国で出会い、政子に内緒で連れ帰った愛妾・亀。頼朝の寵愛を受け、身分は低くとも、持ち前の知力としたたかさで道を切り開いていく女性を、注目の女優・江口のりこが存在感たっぷりに演じています。回を重ねるごとにヒートアップする、政子をはじめとする頼朝の周囲にいる女性たちのバトルも必見です。

「なんというか、アクの強さは随一ですね。いろいろちょこまか余計なことばかりするのに、憎めない。好きです。もっと活躍してほしいと思わせるキャラクターです。それにしても、三谷幸喜は天才ですね。大河は難しくて好かない私でも、面白くて毎回見てしまいます。三谷マジック」(42・女性)

「江口のりこさんの演技が素晴らしい。史実の亀さんがこのような女性であったら楽しかったことでしょう。毎回、登場を楽しみにして見ています」(57・女性)

「『チョイ役に随分と豪華なキャスティングだな』と思っていたら、まさかのレギュラーキャラ。江口のりこさんの演技と相まって主要人物ではないのに存在感のある含みを持ったキャラになっていて、今後もどこまで余計なことをして引っ掻き回してくれるのか、果たして歴史的にどんな意味のあった人物なのかこれからの行動が気になる」(57・男性)

「頭が良く強かさを感じさせる素敵な配役だと思いました」(40・男性)

「源平盛衰記というよりも、過激なホームドラマの様相を呈する番組の中で、とぼけて屈託のない現代的な女性像として好感が持てる。嫌味なところがあるが、言動には共感が持てる。好きだなー、こういう女性は」(74・男性)

2022.05.15(日)
文=「文春オンライン」特集班