「動物みたいで一挙手一投足、かわいい」(61・女性)

「阿波局はきっとこんな人物だったんだろうなと感じさせる動きや場面が面白いから。配役も宮澤エマの演技が光り、ピッタリだと思う」(43・男性)

「本来は、陰湿な権力争いだと思う。その中でも、宮澤エマ(阿波局)のコミカルな役どころにほっとする」(72・男性)

「ところどころで出る毒や妬みがアクセントになって心地よい。このキャラの宮澤エマさんの演技が非常にマッチしている」(49・男性)

「義時や政子の妹で1話から印象に残っていました。色々悩む義時の様子を面白がるようで、『姉上が化粧をしている』と言ったり、政子の前で『どこがいいの』と頼朝について言ったり、発言と仕草が気になっています。全成から『赤が似合う』と言われ嬉しそうな感じであり、今後は全成との関係も楽しみです」(43・女性)

10位 りく(宮沢りえ)

 義時の継母となるりくは、なんとかして夫の時政を出世させようと画策する、北条家きっての策略家です。義理の娘・北条政子に頼朝の愛人である亀の存在を知らせ、政子に亀の館を壊させるようにそそのかし、「亀の前事件」を起こすなど、何かと北条家に波乱を呼ぶ人物でもあります。宮沢りえが魅せる、そんな“したたかな悪女ぶり”に引き込まれる人も多いようです。

「頼朝も清盛と同じように娘を天皇家に嫁がせようと考えていたということですが、それに時政の妻として京都から来た牧の方がどのようにかかわっていくのか、知らないキャラクターなので大変楽しみにしています」(72・男性)

「政子と年が近いせいか、何かと反目しあっている。政子は4人の子に先立たれるが、牧の方は時政の死後、京都でそれなりに幸せに暮らしたとある。人の人生を考えさせられる」(50・女性)

「しとやかで、品があり凛としていて、女性として女優さんとして、本当に改めて宮沢りえさんの艶やかさに感服しました。りくをものの見事に演じ、作法を伝授するシーンは巻き戻して再度見てしまったほど素敵です。『スワンの涙』からのファンです」(40・女性)

2022.05.15(日)
文=「文春オンライン」特集班