大阪商人のエネルギーが渦巻き、ラグジュアリーブランドが立ち並ぶファッショナブルなエリアでもある心斎橋。2021年、この地に誕生した「W大阪」は、どのホテルとも違う個性を放ち、クリエイティブ。そして、大阪らしいOMOROI時間を過ごすことができる。1周年を迎えた「W大阪」を紹介しよう!
季節の色で照らされた別世界へのアライバルトンネル
2021年3月、心斎橋に日本初上陸を果たした「W大阪」。ニューヨーク生まれのラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W」は、世界各地でその土地ごとのコンセプトを設け、ほかにどこにもない空間とサービスを提供している。
「W大阪」のテーマは“大人の遊び場”。明るくて派手なことが好きな大阪商人のスピリットを大切に、タレント(Wのホテルスタッフ)たちは“OMOROIタレント”と呼ばれており、明るくてフレンドリー。だけどラグジュアリーな気分は決して崩さない。
インテリアデザインがOMOROIおしゃれ。 カクテルカルチャーにも注目
デザインも然り。いわゆるロビーラウンジ的な存在の「LIVING ROOM」は、深夜まで集う場所。照明は“ちょうちん”をイメージし、カラフルなソファやクッションは御堂筋や道頓堀のネオン街を想起させる。
中央にある赤いソファはその名も「MANZAI STAGE」! 滞在へのワクワク感が高まるばかり。
「W」はニューヨーク生まれ。同じ、ニューヨークのカクテルカルチャーに敬意を表し、バラエティ豊かなカクテルを楽しむことができる。色とりどりのカクテルは、エッジの効いたインテリアと一体化してますます美味しくなる。
また、1カ月20,000円で1日1杯をチャージなしで飲めるカクテルやシャンパンのサブスクリプションサービスもあって、毎日通う地元の人もいるのだそう。
スイートルームでDJパーティしよう
もちろん、部屋の中もOMOROおしゃれだ。こちらは、「エクストリームWOWペントハウス スイート」。日本で唯一、ホテルのゲストルーム内にDJブースを完備し、泊まるだけでなくDJやゲストを呼んでパーティを開ける規模感なのだ。
天井も4.5メートルと高く、照明はまるでミラーボール。床から天井まである窓は、日中なら陽光が、夜はまばゆいばかりの大阪の夜景を見渡せる。
スイート内でもっとも目を引くのが、バスタブだろう。シャンパンボウルを模したピカピカのバスタブで、もちろんシャンパンが飲みたくなりそう。窓も大きく、下界を見下ろしながら泡風呂にどうぞ。
こんな楽しいフィットネス初めて! 夏が待ちきれないプールも
「W大阪」のフィットネス「FIT」コンセプトは「DETOX. RETOX. REPEAT.」。動いて汗をかいて毒素を排出、食事などでエネルギーや栄養をチャージし、それを繰り返すという意味だ。
それらはもちろん健康のためだけれど、それも楽しくなければ「W大阪」じゃない。最新鋭のマシーンでワークアウトをしながら、御堂筋の街並みを眺め、振り向けばピクトサインたちも運動中。
また、大人気なのが、宿泊者だけが使えるプール「WET」。フロートベッドでぷかぷか浮かぶのもいいし、20メートルあるのでしっかり泳ぎ込むことも可能だ。また、夏は中央の大きな窓が全開になり、リゾート気分が高まっていく。
2022.04.08(金)
文=CREA編集部
写真=橋本篤