蟹座

6月22日~7月22日生まれ

One bad apple spoils the barrel.
「一つの腐ったリンゴが、樽全体をダメにする」

 年末に大きな星の動きがあり、2022年の蟹座の未来は明るく輝いています。

 1月になったらまず、ここ近年の人間関係を見直してみましょう。コロナ禍は生活や仕事だけではなく、私たちの人間関係も大きく変えたように思います。

 みかんを箱の中で保管していたら下の方のひとつが腐っていた、なんて経験はありませんか。この格言は、悪いものは早く取り除かないと、周囲のものまでダメにするという意味です。この手の格言は世界共通のようで、いろんな表現があります。日本バージョンは「朱に交われば赤くなる」が近いかも。

 未知の感染症との闘いの中で、今まで普通に仲良くしてきた人に「あれっ、こんな人だっけ?」と疑問を感じたこともあるはずです。アフターコロナ社会のニューノーマルを考える中で、人間関係の見直しが求められています。

 1月は人の影響を受けやすい時期です。つき合う相手により、あなたの人生は豊かにもなれば横道に逸れてしまうことも。あなたというリンゴを腐らせる人ではなく、最高に美味しくしてくれる人々と2022年を一緒に過ごしましょう。

2021.12.30(木)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE