お気に入りホテル大賞～北陸篇～ 冬の旨いもの満載の宿で絶品旅

　ただいま、蟹シーズン真っただ中の北陸。約2,500名のメンバーがおすすめする “お気に入り” から、料理もおもてなしも絶品の宿をご紹介しましょう！

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贅沢な旨みに感激する蟹の宿

　まずは、冬の醍醐味である蟹を、さまざまなスタイルで存分に味わえる宿へ。

●光風湯圃 べにや［福井・芦原温泉］

 “関西の奥座敷” とも呼ばれる福井を代表する名湯・芦原(あわら)温泉。明治16年の開湯当初に創業した光風湯圃 べにやは、この温泉郷とともに歴史を歩んできた老舗旅館です。

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 「もてなしが快い」(70代男性)、「とてもおもてなしがよかったです。女将さんの笑顔が素敵でした」(60代女性)と、そのホスピタリティを称賛するコメントが。

　2021年7月には、“現代の数寄屋”をコンセプトに生まれ変わり、17室の客室はすべて源泉かけ流しの半露天風呂付きという贅沢さ。

　さらに、この宿の冬の贅沢といえば、越前蟹。さまざまなプランを用意しており、旬の旨みをたっぷり堪能できます。

　また、福井ならではの美味として、水蟹(ずぼ蟹)も見逃せません。県外にはほとんど出回らないという希少なもので、こちらの宿でも2022年2月21日(月)～3月31日(木)の期間限定で味わえます。

●延楽［富山・宇奈月温泉］

　富山からは黒部峡谷の絶景で名高く、皇室関係者や文化人からも愛されてきた名旅館をご紹介。

「お部屋からの眺めが最高。お食事も最高においしかった」(50代女性)、「豪華」(50代男性)、「今まで行ったところで、いちばん料理がおいしかった」(40代女性)、「温泉の質がよく、日本人でよかったと思う」(40代女性)

　2021年7月には、露天風呂付き客室をリニューアルし、快適さはさらにグレードアップしています。

　こちらの宿では、富山湾で獲れる本津合蟹を贅沢に。蟹刺し、焼き蟹、蟹すき……と、最高の旨みを存分に味わい尽くせます。

●界 加賀［石川・山代温泉］

　石川県の人気温泉宿からは、一風変わった楽しい蟹の楽しみを。

 「両親が喜んでいた」(30代女性)、「温泉、サービスともに素晴らしい」(30代男性)など、加賀のご当地文化を取り入れたおもてなしで、幅広い世代から支持されているこちらの温泉旅館では、冬の特別会席として蟹が登場！

　一人あたり約1.5杯の蟹を使用する贅沢コースのメインは、豪快な活蟹のしめ縄蒸し。旬の旨みを存分に堪能できます。

　また、「ひとり蟹会席」などのプランも用意しているのもうれしいところです。

●吉祥やまなか［石川・山中温泉］

　開湯約1300年の歴史を誇り、人気旅館が軒を連ねる山中温泉で、ゲストを楽しませる多彩な趣向が満載の宿といえば、吉祥やまなか。

「加賀の伝統工芸技術を活かした館内で、地元の食材をふんだんに使ったお料理を満喫できる」(50代女性)、「温泉も料理もおいしく、丁寧なおもてなしがよい」(60代女性)

　お料理も評判のこちらの宿では、石川県のブランド蟹である加能ガニを、名物・塩釜こんぶ焼きのスタイルで提供。身に凝縮した旨みを繊細に引き出した、話題の逸品です。

2021.12.16(木)
文＝矢野詔次郎