CARTIER

ネックレス「サントス ドゥ カルティエ」

トレンドアイテムとしても人気のチェーンネックレス。「ひと口にチェーンと言っても、実は様々なデザインがあります。これはひとつひとつのコマに空間があり、そこから素肌が覗くのがセンシャル。少し長めなので、動いた時の揺れ感も綺麗です」と伊藤さん。お揃いのブレスレットもあり、繋げばロングネックレスにも。「サントス ドゥ カルティエ」ネックレス(YG) 946,000円、ブレスレット(YG) 396,000円/カルティエ

 最近、ネックレスをするようになりました。ネックレスをしたいなという気分になったのは久しぶり。

 ピアスだけだと、少し華やぎが足りないなと感じるときがあり、試しにゴールドのチェーンタイプのネックレスをしてみたら、なんだか今の気持ちにすっとフィットしたのです。

 私は、チェーンネックレスはあえて「見せない」つけ方が気に入っています。欲しいのは、顔周りをさりげなく照らす「艶」。

 だから、チェーンは洋服の外に出すのではなく、ネックの内側に入れたままにし、動いたときにちらりと見えるくらいでちょうどいい。

 素肌の上でハラハラッと動く、揺れ感が楽しめる適度な長さやゴールドの光り具合、量感が程よく、ずっと外さずにつけていられる……そんな私の条件を満たしてくれるのが、カルティエの「サントス ドゥ カルティエ」のネックレスです。

 ゴールドのチェーンネックレスって、太さや形、地金自体の色みや質感などによっては時代遅れな感じになったり、老けて見えたりと、実は難しいアイテム。

 華奢過ぎても“首のシワの一本”のように見えてしまうし、ボリュームがあるとゴージャスなマダム然としてしまう……私が求める“絶妙な塩梅”を叶えてくれる唯一のネックレスがこれなのです。

 一本でつけるほか、パールのネックレスやダイヤのペンダントとレイヤードしても素敵ですし、同じコレクションのブレスレットを繋げると、長さが変えられるところもいい。

 もちろん、例えばタートルネックのセーターの襟元の上に出しても映えますし、とにかく活躍の幅が広いのです。

 ジュエリーというと、装いの主役にと考えがちですが、あえて「主張しない」つけ方をしてみる……わざわざ見せようとしなくても、本物の輝きは自ずと美しさを発揮してくれるもの。

 そのさりげなさや余裕が、洗練に繋がるのだと思います。

カルティエ カスタマー サービスセンター

フリーダイヤル 0120-301-757
https://www.cartier.jp/

伊藤美佐季(いとう みさき)

ジュエリーディレクター、スタイリスト。フィレンツェに遊学、帰国後スタイリストに。つける人の個性を生かしたスタイリングは、女性誌のほか多くの女優からも支持が厚い。著書に『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)
Instagram @jewelryconcierge_m

Column

伊藤美佐季のSource of yourself

ジュエリーディレクターの伊藤美佐季さんが指南する、大人のためのジュエリーの選び方と、つけ方のエッセンスを連載でお届けします。

2021.09.20(月)
Text=Miwako Yuzawa
Styling=Misaki Ito
Photographs=Kazuki Nagayama(S-14)

CREA 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

明日のためのエンタメリスト

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明日のためのエンタメリスト

特別定価860円

CREA9月発売号は「エンタメ」特集。家に籠る時間が長くなって、あらためて“エンタメ”の力に気づいた人は多いのではないでしょうか。疲れた時こそ、観て、聴いて、読む。心身どっぷり浸ってもいいし、何も考えず笑うだけでもいい。ドラマ、映画、ラジオ、舞台、本、マンガを中心に、明日への活力となるリストをお届けします。