大きめバッグとともに軽やかに歩む

中央:バッグH37×W35×D13cm 588,500円/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
右:エディス ラージバッグH48×W49×D16.5cm 315,700円/クロエ(クロエ カスタマーリレーションズ)
この秋冬、大きめバッグ人気が再燃しそう。ワーキングスタイルが激変した今、在宅勤務の日にはパソコンを持ち帰らなければならない人が増え、デバイスが入るサイズのバッグが売れているのだそうだ。
「モノを入れる」に特化して選ぶとスタイリングのバランスが崩れがちなのが“デカバッグ”の悩みだが、今季はそんな問題を解決してくれるバッグが揃っている。
カラフルなマルチストライプとサイドの揺れるフリンジに心躍るクロエ、滑らかなスエード素材でありながらきちんと自立するジル サンダー、ラムスキンのボディにチェーン装飾、ウッドハンドルの異素材のコンビネーションが新鮮なボッテガ・ヴェネタ。
注目を集めているブランドのバッグには、欲しいと思わせる“キラリ”がある。触れるたびに癒やされるしなやかな質感や、ニュアンスのある色味、そして何より、今の時代のムードのようなもの。
私たちがバッグに入れて歩くのは、荷物だけじゃないのだ。重たいパソコンを持ち歩くとき、そのバッグがお気に入りのものだったら、少し気分が上向くはず。
できるだけ機嫌よく抱えて歩こう。新しいバッグで、軽やかに。
※記事内のサイズ表記はH=高さ、W=横幅、D=マチを表します。
ジルサンダージャパン
フリーダイヤル 0120-919-256
https://www.jilsander.com/
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
フリーダイヤル 0120-60-1966
https://www.bottegaveneta.com/
クロエ カスタマーリレーションズ
電話番号 03-4355-1750
https://www.chloe.com/

2021.09.15(水)
Text=Miwako Yuzawa
Photograph=Kengo Shimizu
CREA 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。