大きな市場オシュバザールへ
![オシュバザールの入り口は、映画『アラジン』に出てくる市場のよう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/a/1280wm/img_aa9e17f4f9d9ec6b6c2ea977df76072e545407.jpg)
地図を見ながら市場に向かうと、『アラジン』に出てくる市場のような大きな入り口が見えてきました。ここオシュバザールは、食品から衣類、動物や楽器まで売っている、とても大きな市場でした。
![オシュバザールの一角に積まれたスイカとメロン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/1280wm/img_192e1fb86332600a11c20839485053d5530311.jpg)
![オシュバザールの売り場にて。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/1280wm/img_49180cfcc7cdbddb8675ffdec29cd2b5762258.jpg)
自然が豊かなキルギスは果物がたくさん栽培されていて、安く売られています。私が買った粒が大きくて美味しいチェリーは1キロ=130円でした。
![ドライフルーツ売り場。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/9/1280wm/img_994544852b6a477d72770af0b760a6031474168.jpg)
広い市場の中にはたくさんのドライフルーツや香辛料を売っているお店もありました。
キルギス料理に感動した私は、日本に帰ってからキルギス料理を作るためにキルギスの香辛料を買いたかったのですが、店員さんに上手く伝えることができません。
![スパイスの数々。東京に帰ったら、キルギス料理を作りたい!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/1280wm/img_e4b34af30f2579176a2d146f5e1410eb646379.jpg)
覚えているのはkukhnya(料理)という単語のみ。包丁をトントンやる仕草をしてみたり、牛やニワトリのジェスチャーで店員さんに伝え、なんとか羊、牛、鶏、野菜それぞれに使うスパイスを買うことができました。
すっかり仲良くなった店員さんは、サービスで色んなスパイスをつけてくれました。まだ両親へのお土産を買っていなかった私は、店員さんにおすすめを聞くと「キルギスはハチミツよ」と答えるのです。
製造農家が直接販売する奇跡のハチミツ屋さん
ここにくる前にすでに20個も買っていましたが、地図まで描いて教えてくれたので、その店員さんのおすすめのハチミツ屋さんに行くことにしました。
地図がとても正確だったので方向音痴の私でも簡単にその店を見つけることができました。
![製造農家が直接販売をしているハチミツ屋さん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/1280wm/img_5e74be2d79a007a855e981bf9b898d9f705468.jpg)
最初のチェーン店とは全く違うハチミツ屋さん。
不揃いの色んな種類の瓶がたくさん並んでいます。ここは製造農家が直接販売をしているお店。手作りで安心安全な、アットホームなお店でした。店員のお兄さんはここの農家の3代目だそう。
カタコトの英語と絵を紙に描いて、親切にハチミツの説明をしてくれました。
お兄さんの一番のオススメはナッツとドライフルーツのハチミツ漬け。杏やイチジク、キウイにぶどう、ヘーゼルナッツやクルミなどが入ってる。
これは試食した瞬間、頭の中がハチミツのようにとろけました。ナッツはサクサクでドライフルーツはモチモチで食べ応えがあっておやつみたい。この店でも試食を10回以上して15個のハチミツを買いました。
ハチミツ屋さんから出ると、荷物が30キロ以上になっていたため、まっすぐ歩けず近くの薬局に入りました。
2021.06.28(月)
文・撮影=ベック