酉(とり)年

6月10日(木)〜7月9日(金)の運勢

 能力がわかりやすくお金に変わっていくひと月です。

 例えば、経営や売買にたずさわっている人は商才を、企画を担当している人はアイデア力を存分に発揮。その働きが思いがけない大金となって還元される運気です。

 それは特殊な能力に限ったことではありません。

 得意分野や持ち味といった“強み”は、どんどん打ち出していきましょう。

 特に、これまで表に出してこなかった人は、今がアピールの好機です。何らかの形として見せることで、活躍のチャンスが与えられる可能性大。

 そんなふうに脚光を浴び、存在感が増していくと、その様子をやっかむ人物も出てくるもの。

 目立ってしまったときは、謙虚な姿勢を大切に。“出る杭”とならないよう用心を。

 恋愛運も上々、嬉しい出来事が多くなりそうです。

 恋人募集中の人は、積極的に出会いを求めて吉。価値観の合う相手と巡り合い、気分が上がる会話が楽しめそう。

 カップルの人は、信頼関係を築く好機。相手を慮る言動が2人の絆を強くしてくれるでしょう。

 気を付けるべきは、交友関係。悪気なく発した一言が相手の気分を害することがあるので、この時期は、多くを語らないほうがいいかもしれません。

 収入アップが見込める時期ではありますが、浪費は禁物です。

 突発的な出費の可能性があるので、無駄遣いは控え、できるだけ備えに回しましょう。

 健康面で注意したいのは、頭と首の痛み。耳鼻咽喉系の不調。

 この時期、相性がいいのは、丑(うし)、辰(たつ)、巳(へび)年。

 距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、酉(とり)、戌(いぬ)年の人。

 吉方位は、南と西。避けたほうがいいのは、北と東。

※次回更新日は7月7日(水)
» ほかの干支もチェック
» 悟明老師の世相占いもチェック

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2021.06.07(月)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい