春は、花粉のほかにもPM2.5や黄砂など、肌に刺激になる物質が多数。そのダメージにより、肌は本来もっているバリア機能をフルに発揮できなくなり、さらに外的刺激を受けやすくなるという悪循環に陥りがちに。

 そこで、この時季のケアにぜひ取り入れてほしいのがクリームです。クリームは油分を含んでいるので疑似バリア膜を肌の上につくってくれると共に、油溶性の高機能な美容成分の働きで、肌を回復させるサポートをしてくれるアイテムなのです。

 ただ、化粧品の中でも、一、二を争うほど“食わず嫌い”の多いアイテムでもあります。その理由は圧倒的に「ベタつくから」。そこで、今回ご紹介する4アイテムは、テクスチャーの心地よさと後肌にこだわって選びました。

 特に使ってほしいのは、朝。一日中外気にさらされる前に、予防としてしっかりとケアしてみてください。「なじませてから少し時間を置く」のがベタつかないコツ。

 肌はしっとりしているけど、入り込んだな、と感じたときがベースメイクを始めるタイミング。もしベタついていると感じたら、軽くティッシュで押さえてもOKです。

 その分、夜はパック感覚でたっぷりと。翌朝の肌のかさつきを感じなくなるくらいの量が目安です。

 クリームを使った肌は、ゴワつきもなく、明るさとうるおいに満ちるはず!

◆シャネル

クリームの重さが苦手な人に。みずみずしいのにふっくら整える

 肌の水分レベルを理想的にキープし、しなやかな肌を目指すライン、「イドゥラ ビューティ」。

 肌の保湿レベルを高める働きのカメリアのエッセンスを、マイクロバブルに封じ込めたため、なじませた瞬間から肌がふっくら。

 抗酸化機能をもつブルージンジャーも配合されているので、花粉で肌がむずがゆいときにも役立ってくれるはず。

Masumoto’s check!

ぷるぷるとしたジェリーのような、フレッシュなテクスチャー。なじませると、するするとのび広がり、ふっくらと弾力のある肌に整えてくれます。ほんのりと爽やかな甘い香りに包まれて、幸せな気分に。

イドゥラ ビューティ マイクロ クリーム

50g 10,000円

シャネル カスタマーケア

フリーダイヤル 0120-525-519
https://www.chanel.com/

2021.03.25(木)
文=増本紀子
写真=釜谷洋史