引き出し、食器、鍋&フライパンはこう片づける!

キッチン収納のポイント!!
使用頻度に合わせて置く場所を決める!

調理道具やツールは使用頻度と収納アクションを反比例させて。

ワンアクションで取り出せるところに

【使用頻度が高いもの】
 よく使う調理道具などは、シンクの下の戸棚へ。形が様々なので、棚を組み込むよりも、じか置きがベスト。

デッドスペースに

【使用頻度が低いもの】
 かがんで奥まで手を伸ばさないと届かない場所には、普段あまり使わないアイテムを保管しておく。

引き出し

[After] アイテム別にキレイに収納!

 キッチンの引き出しの中は、掃除道具、キッチンツール、ストックなどが一緒に収納されている状態だった。中にあったものを同じジャンルごとに配置し、使用頻度に合わせて収納場所を入れ替え。細かいアイテムは箱やケースに入れて、番地まで決めておくことが重要。

食器

[Before] ギュウギュウに詰まったお皿!
[After] 子ども用食器もここなら届きます!

 食器は作りつけの食器棚に収納。上の浅い引き出しに小皿、下の深い引き出しに大皿を入れていたが、出し入れがしにくい状態。

 食器は種類別にまとめて収納。よく使う食器は手前に配置し、あまり使わないものは奥へ。子ども用の食器や水筒は取り出しやすい取っ手つきのカゴを活用!

(1)取り出しやすいスペースに
(2)棚をつくる!
(3)新しい棚で空間をフル活用!

 食品の在庫を保管していた棚を、食器棚にリニューアル。スペースを有効活用するため、コの字型に木を組み、棚を新設。器のサイズに合わせると、取り出しやすさも向上。

鍋&フライパン

[Before] ごちゃごちゃで使いづらい!

 鍋やフライパンが積み重なった状態だったので、ファイルスタンドを活用し、フライパンを立てて収納。よく使う鍋はシンク下へ移動。

依頼人は……矢ヶ部恭子さん
 4LDKのマンションに、夫と1歳と7歳の子どもと暮らしている。今の住居に住み始めて6年目。日頃から、部屋をキレイに片づけるようにしているが、思い通りの収納ができないことが悩み。

アドバイスしてくれたのは……鈴木尚子先生 (収納エキスパート)
 SMART STORAGE!代表。ライフスタイルオーガナイザーとして活躍。片づけられない原因を探り、利き脳や目的に合った収納空間をアドバイス。著書『もっと心地いい暮らし』(中経出版)発売中。ameblo.jp/naowr

2013.03.01(金)
text:Risa Shiraishi
photographs:Nanae Suzuki

CREA 2013年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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