21歳にして今年でデビュー12年目。人生の半分以上を役者として生きてきた中川さん。学園ドラマでティーンの人気を集める傍ら、昨年は朝ドラで幅広い層のファンを獲得。

 映画にドラマ、コントまで。ジャンルを超えて愛される、彼の素顔に迫りました。

 CREA WEBでは、CREA2020年6・7月合併号に掲載中のインタビューの一部を大公開します!


“あの人、すごく楽しそう”と思われる役者に

 数々のドラマや映画に出演し、昨年はNHK連続テレビ小説「なつぞら」でその名を全国に轟かせた中川大志さん。このたび、竹宮ゆゆこの小説を実写化した映画『砕け散るところを見せてあげる』に主演。

 校内でいじめられていた後輩・玻璃(石井杏奈)を助けたことをきっかけに、彼女を暗闇の人生から救い上げようとする一途な高校生・清澄を演じた。

「清澄は、リーダーのタイプでもないし、学校で友達がいないわけでもない、いたって平凡な男です。

 人に対してバリアがなく、母親や友達や近所の人たちに、ありのままの姿を受け入れてもらっています。

 清澄をやるにあたっては、僕自身も肩の力を抜いて自然体であることが一番なのかなと思いながら演じていました」

2020.07.18(土)
文=黒瀬朋子
撮影=向後真孝
スタイリスト=徳永貴士
ヘアメイク=堤 紗也香

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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