ツキノワグマの赤ちゃんは 触れ合いも可能!

◆熊本県・阿蘇カドリー・ドミニオン

 クマは動物園の人気者。胸に白い月の模様を持つツキノワグマは耳が丸く、時折立ち上がって愛想を振りまいてくれ、なんともユーモラス。クマの中でもマレーグマと並んで必見の可愛さです。

 阿蘇カドリー・ドミニオンではツキノワグマの赤ちゃんが誕生し、公募によって名前も決定しました。

 2020年1・2月生まれの4頭は「笑(しょう)」くん、「心絆(ここな)」ちゃん、「和奏(わかな)」ちゃん、「彩楽(さら)」ちゃん。既に性格や月の模様に違いが出てきており、敷地内で元気に遊んでいるようです。

 こちらでの最大の魅力は、「こぐま広場」で“ふれあい”ができること。

 2020年6月1日(月)から今年生まれた赤ちゃんグマがデビューし、タッチ体験ができます。

 ちなみに1歳または2歳のこぐまと並んで記念撮影という嬉しい企画もあります。ほかにも触れ合いが充実していて、アルパカやカピバラに触ることができるんですよ!

阿蘇カドリー・ドミニオン

所在地 熊本県阿蘇市黒川2163
Twitter @cuddlykouhou
Instagram @cuddlydominion_official
https://www.facebook.com/cuddly.co.jp/
https://www.cuddly.co.jp/

コロナ禍での動物園発、SNSや動画配信に感謝!

 コロナ禍にあって、ほかの業種と同様に動物園やサファリパークも閉園を余儀なくされ、大打撃を受けました。

 でも、園内の動物たちのお世話は自粛というわけにはいきません。

 管理や餌代もかかる中で、飼育員さんたちが試行錯誤を重ね、多くの園でSNSをこれまでより充実させたり、インスタライブやYouTubeでの動画配信も多く行われました。

 動物たちに会いに行けないどころか、外出自粛中の息苦しい毎日に、いつでも覗ける赤ちゃんルームの24時間配信や、チビーバーと泳ぐVR動画などの動物動画がどれほど心躍るものだったか!

 むしろ貴重な体験ができ、現場の皆様、本当にありがとうございました。

2020.06.19(金)
文=CREA編集部
動画提供=旭川市 旭山動物園(カバ)