ピーナッツ好きが虜になってしまう「新港飴」
◆金長利「新港飴」1袋 80元
◆金長利「芭蕉飴」1袋 80元
在来線の嘉義駅からバスに揺られて約50分の距離にある嘉義の郊外にある町、新港。前述の大甲と同じく媽祖を祀る廟「奉天宮」で知られ、媽祖生誕祭の際には全国から数十万人がこの町に集まります。
普段は静かな町ですが、奉天宮の周辺には昔ながらの風情が残っています。
奉天宮のすぐ脇にあるのが「金長利」という手作り飴の店。
ここは百年の歴史をもち、戦後はもちろん、日本統治時代にも菓子コンテストで何度も受賞した名店中の名店です。
看板商品はピーナッツと麦芽糖を混ぜて作った「新港飴」。これはキャンディというよりもヌガーのような噛み応えがあり、ピーナッツの優しい甘さも印象的です。
そのほか、バナナ風味の「芭蕉飴」も人気。こちらは和菓子の求肥に似たもので、プルプルとした食感がやみつきに。保存期間は12日間。冷やして食べるとゼリーのようで、ひと味違った美味しさに変わります。
イチゴ味やマンゴー味などもあるので、ぜひ色々なフレーバーを試してみましょう。
金長利 (チンツァンリー)
所在地 嘉義縣新港鄉新民路85號
電話番号 05-3745252
営業時間 8:00~22:00
定休日 無休
交通 台鐡嘉義駅から北港行きの嘉義客運バスに乗車し、「新港奉天宮」バス停で下車、徒歩約5分
http://www.kclcandy.com.tw/
2020.04.30(木)
文・撮影=片倉真理