肌もスタイルも思考も美しく健康的でありたい、そんな望みを一手に引き受けてくれるのが腸。

 ストレスや不規則な生活、保存料や添加物の多いコンビニごはんなどで疲れきった腸を整えたい。

 カラダにいい腸活とは、腸を「休める」「整える、修復する」「善玉菌を増やす」「いらないものを出す」の順を追って行うことが大切。この4ステップを簡単に実践できるレシピを管理栄養士の大島菊枝さんに教わりました。

» 医師が語る美腸づくりの4ステップ


【3】菌を入れる・増やす

 腸内は悪玉菌と善玉菌が常に椅子取りゲームをしている状態。善玉菌が増えれば、悪玉菌の増殖を防ぐことができます。乳酸菌などのいい菌をこまめに入れ、蓄えられる食生活を目指そう。

●キムチのあえもの

 キムチは韓国食材店で売っているような酸味が強めのものが乳酸菌たっぷりの証。

 味つけに塩麴を使うなど、まめに発酵食品を摂る習慣を。

材料(2人分)

・ゆでだこ:120~150g
・アボカド:1/2個
・きゅうり:1/2本
・キムチ(発酵が進んだものがおすすめ):60g
・塩麴、ごま油:各小さじ1
・酢:少々

■つくり方

(1) たこ、アボカド、きゅうりは小さめのひと口大に切る。キムチは粗みじん切りにする。

(2) すべての材料をあえる。キムチの酸味が足りなければ酢で調整する。

2020.03.26(木)
Cooking & recipe=Kikue Oshima
Text=Yuko Kaneko
Photographs=Kiichi Fukuda
Styling=Makiko Iwasaki

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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なんでもないことでイライラ、頑張っているのに空回り。そんな誰にでもある心のモヤモヤを、日々の美容の積み重ねで解消できればと思い、様々な専門家に取材しています。肌と心と体は密接に繋がっているから、スキンケアのテクスチャーが前向きな気分に変えてくれたり、腸を整えることでポジティブになれたりするものです。